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迷子の侑李ちゃん_3 ページ3

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大「手繋いでたんじゃないのかよ!」

涼「繋いでたけど……」

大「いつまでいた?」

涼「え、っと……さっきまでは…」

大「なら遠くには行ってないはずだ。近くを探そう」


週末で人が多いから、小さい子は流されてしまったのかもしれない。

俺がちゃんと手を繋いでいなかったからだ……


来た道を戻って、子供が興味を持ちそうなおもちゃ売場なんかも見て回る。
でも、何処にも侑李がいない。


涼「どうしよ、…大ちゃんっ」

大「俺迷子センターに行ってくるから、涼介は探してて。何かあったら電話。分かった?」

涼「うんっ…」


侑李は賢い子だから、勝手に何処へ行ったりしない。

もしかしたら……誘拐………

嫌なことが頭を過って、身が冷える。


……この階にはいない。

下?上?外?

侑李が行きそうな場所……行きたがってた場所………


『ゆぅり、わんわんみたい』


ペットショップ…?それだ。


涼「侑李…っ」


大ちゃんから迷子センターに侑李はいなかったと電話があった。

俺はペットショップとだけ伝えて下の階へ降りて。


涼「すみません、あのっ……このくらいの男の子、来ませんでしたか?」

「いや、ちょっと分からないです」


そこでも侑李は見つからなかった。

考えてみれば、何階に何のお店があるとかも知らないし、途中で迷って辿り着けない可能性の方が高い。

侑李がいなくなって20分。
何処かで泣いているかもと思うと……胸が苦しくなってくる。


大「涼介っ、侑李は!?」

涼「いない、…いないよ……どうしようっ、ごめんなさい……」

大「いいから、落ち着け。もう一回、ちゃんと探そう。さっき見ていなかったところもあるだろ?」

涼「でも、、誰かに連れていかれたりしてたら…っ……」


口に出して、尚更怖くなって。

不安な気持ちは同じなのに大ちゃんに助けを求めてしまう。


大「大丈夫だって。俺が必ず見つけてやるから」


ポンポンと頭に乗った手の感触が、少しだけ平常心を取り戻させてくれた。




_______________



お久しぶりです。作者の夢莉です。

この度、またまたまた、移行させていただきました。

行けるとこまで行こうと開き直って書くので←
これからもよろしくお願いします…!



前回、沢山の評価とコメントを頂きまして大変励みになりました。
こちらも頑張っていくので、よろしければまた是非……お願いします…!m(__)m

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夢莉(ゆ〜りり)(プロフ) - 苺さん» 返信遅くなり申し訳ありません…!ありがとうございます!本日更新させていただきましたので読んでいただけたら嬉しいです…! (2020年9月10日 18時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(ゆ〜りり)(プロフ) - ゆーさん» 返信遅くなり申し訳ありません…!待っててくださったのですか(照)←ありがとうございます!頑張ります! (2020年9月10日 18時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(ゆ〜りり)(プロフ) - 鍋部さん» 返信遅くなり申し訳ありません…!こちらこそそう言っていただけてとても嬉しいです! (2020年9月10日 18時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きが気になります!更新楽しみにしてるので頑張ってください!! (2020年8月11日 21時) (レス) id: 5bca04a89d (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 更新待ってました!!!すごく嬉しいです。頑張ってください! (2020年8月9日 22時) (レス) id: cb796110be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢莉 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年5月6日 17時

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