検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:166,572 hit

似た物同士 ページ40

夏油side




「助けてくれ!!」





�ナニカ�に抱えられ現れた行方不明の一人、一ノ瀬亮太の顔は真っ青だった。




そして、�ナニカ�を突き飛ばすように降り立つと…






「乱暴に俺を運ぶな!!俺は酔いやすいん……ウップ。」






どうやら、気持ち悪くて青ざめた顔をしていたらしい彼は、なんとも綺麗に戻し意識を失う……悟の方に向かって。

 





「汚ねぇ!!こっちに向かって吐くな!!
それに、俺は男と抱き合う趣味はねぇ!」







悟の悲鳴が響く中、�ナニカ�が喋る。






「#*?^*€瓠|}>$€€>>????」







「すまない。なんて言ったんだい??」







しかし、その�ナニカ�がそれ以降、喋ることはなかった。







「Aの術式なのかな?」







「いんや、ソイツは紙を使った式神だよ。Aのな。」




 


すると、今まで吐瀉物に悲鳴を上げていた悟が、鼻をつまみながらくぐもった声で言う。

 






「籠ってる呪力が完全にアイツのだよ。確か、この式神は芦屋家秘伝のやつ。」



 

そう言いながら、悟がその�ナニカ�の額を指で軽く突くと、あっという間に人型の紙に変わる。





ー本来なら、補助監督が使ってる紙媒体の式神の上位互換だから、もっと強ぇ筈なんだけどな。






言いながら指でその紙を掴み、ひらひらと振る。







呪術に関してはなんでも知ってるんだな。
そう意を込めジト目で悟を見やる。






しかし、彼はそれに気づかずに続ける。






「んで、どうする?アイツが戻ってないって事は、面倒なことになってんだろ。」







「当たり前だろう。助けに……。」






そこまで言うものの、彼の顔を見て言葉が止まる。






ー素直じゃないな。





彼は、案外心配そうな顔をしていた。
意地悪をしてやろうと、ニヤニヤしながら口を開く。





「助けに行きたいかい?」






「…性格悪ぃよな、ほんと。」






そう言いながらも歩き始める悟。



 

「ハハッ、どの口が言うんだか。」





そう言いながらも、自分も悟の後を追いかけるのだった。





▼▼▼▼▼▼


「あ、そう言えば市ヶ谷君だっけ。←
置いてきてしまったけど、不味いかな?」




「あん?市ヶ谷じゃなくて、井上だろ?←
あー、補助監督に連絡しとけば?」




「そうしようか。」




なんていう会話があったとか。

限界突破…して何になる?→←優れた少年 1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (155 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
423人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Chai(プロフ) - しらすさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえると嬉しいです! (2021年4月26日 17時) (レス) id: dd818a607a (このIDを非表示/違反報告)
Chai(プロフ) - もっっっちさん» ありがとうございます。更新頑張ります… (2021年4月26日 17時) (レス) id: dd818a607a (このIDを非表示/違反報告)
しらす - 控えめに言ってこの作品大好きです (2021年4月20日 20時) (レス) id: 5d40a22327 (このIDを非表示/違反報告)
もっっっち - うわぁぁぁめっちゃ好きです!更新頑張ってください!! (2021年4月19日 23時) (レス) id: 719e5dac86 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - わああ!!!ありがとうございました!!!とっても続きが気になります、、更新これからも頑張ってください! (2021年2月15日 21時) (レス) id: 17d04197cc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Chai | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年12月20日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。