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触れてはいけない ページ4

Aside


リグと話し合ったあの日から数日間キースさんは部屋から出てこなかった

でも扉の前にご飯を置いておけば
次に来た時には綺麗に完食して置いてある

体調が悪い訳でもないところを見ると…
やはりキースさんが怪しく見えてくる


リグ「A、どう?」

A『今日も綺麗に完食してくれてるよ』


そう言いながら空になったお皿をリグにみせ
洗おうと流しに置いた時リグに止められる


リグ「待って!!」

A『どうしたの?』

リグ「そのお皿貸して」


私からお皿を取ったリグは顔を近づけ匂いを嗅ぎ始めたかと思えば
心底嫌そうな、でもどこか悲しそうな顔をする


A『リグ…?』

リグ「嫌な予感が確信に変わった
この匂いがお皿につくぐらいなら…もう、手遅れかも」

A『手遅れってどういうこと!?』

リグ「Aお願い、僕がいいって言うまでキースに近づかないで
もしキースの方から接触してきたなら僕の名前を叫んで」

A『ねぇリグ、説明してよ』

リグ「…キースが強い魔法使いなのは知ってるだろ?
それはアイツの魔力が強いのもあるけど、種族が1番関係してるんだ」

A『え、キースさんって人間じゃ…』

リグ「……キースは」


そこまで言って口をとざすリグを真っ直ぐに見つめていれば
覚悟を決めた顔でこう言った


リグ「キースは悪魔だ」

A『え…』

リグ「正確にはシャドーフォグ
霧のような実態だから魔力を使って色んなものに変化するんだ
…僕の目が赤いのもそれが理由さ
フォグの力を持つ者は例え分け与えられたものでも目が赤くなる」


そんな種族いるなんて知らない
ハリポタにそんな種族いた覚えがない

そうだ、なぜ今まで疑問に思わなかったんだ
ダンブルドア校長の知り合いで
これ程までに強力な力を持つキースさんが"物語"に出てこないのはおかしい

……




貴方達は誰なの…?

✄-------------------‐

なんか不穏な空気になってますがもう数話ですぐいつものに戻ります

2→←3



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イジー - ほんとに面白いです!wギャグだったり感動だったり、最高です。がんばって下さい! (2022年12月24日 14時) (レス) @page38 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トノン | 作成日時:2022年11月25日 1時

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