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「Aちゃん、ちょっと覗いてく？」
『ん？なにかあるの？』
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まさくんとばいばいして、
はるちゃんと次のお仕事の場所まで車で
移動してると、思い出したように
車を停め、私の手を引いてどこかに連れてく。
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「ほら、はじこい」
『…ぇ、ほんとだ』
「ちょうど今日撮影やっててさ」
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たくさんのスタッフさんの中に
はじこい撮影真っ只中の深田さんや流星。
あ…、倫也さんもいる。
また、山下先生見れちゃった。
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はるちゃんに少し時間あるから
こっそり見てこうか、なんて言われたら
見ちゃうよね。
はるちゃんもはじこい好きみたいで、
私の隣で夢中になって見てる。
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『あ…、流星』
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一旦、休憩に入ったのか
綺麗なピンク色の頭と目が合う。
流星も私に気づいて、近づいてくるから
ちょっと、焦る。
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「A！」
『ちょ、声大きいって！』
「あぁ、ごめんごめん」
『休憩？』
「うん、Aは？」
『ちょっと通りかかってさ』
「そっか、なんかラッキー？」
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ふわって微笑む流星がなんだか、
可愛く見えて、少し背伸びをして、
ついつい順子ちゃんみたく、ピンク色の頭の上に
手を置いた。
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『ふふっ、ほんとに無敵ピンク…』
「…春見の真似？」
『うん、つい』
「じゃあ、俺も…」
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そう言うと、頭の上に置いた私の手を下ろして
私の左頬に右手を添えて、
親指でほっぺたを撫でられる。
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ぁ、これ…。
去年のまっけんとの映画のだ。
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『…まっけんの真似？』
「そう」
『んふふ、手冷たい』
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流星の手に自分の手を重ねてみると、
ちょっと驚いたように目を見開く
流星。
可愛いなぁ。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あや - もう何十回も読んでます！その度にキュンキュンしてしまい大好きな作品です！いつもドキドキをありがとうございます。 (2020年3月15日 1時) (
レス) id: f3d7c95c33 (このIDを非表示/違反報告)
inu - 苗字が橘で焼肉が一番好きでその中でもタン、カルビ、サンチュ、卵スープ、ご飯は毎回必ず頼むのでもうリアリティーが溢れすぎてドキドキが止まりません、ありがとうございます、！！！ (2019年5月20日 17時) (レス) id: fed81a8c6f (このIDを非表示/違反報告)
茜 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 更新ありがとうございます。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年3月9日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
優綺。(プロフ) - 茜さん» ありがとうございます(^^) (2019年3月8日 1時) (レス) id: ecea74f979 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 今日も更新ありがとうございます。 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年3月8日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優綺。
| 作成日時：2019年2月23日 2時
