【おそ松さん】この六つ子、久々に会っても対応に変化なし (ページ26)

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二十四日目ページ26

…

なにこれ、なにこの空気。

気まずい。

おそ松｢…っお前が｣

おそ松｢お前が…俺達より付き合いの短いアイツのとこに行くから……｣

おそ松｢俺達の方が……アイツより、早くAに出会ったのに。｣

おそ松｢なのに…っ、なんか横取りされたみたいで！｣

｢……ちょっと待て、落ち着けおそ松。｣

話の途中で私が口を開く

6人の視線はすべて私に集まった。

｢まずさぁ、何？……塩対応の癖して今になってコレって…｣

｢頭、追いつかないんだけど。｣

すると6人は俯く。

カラ松｢…A｣

カラ松｢俺達は、お前が思ってるよりAのことが好きなんだ｣

トド松｢そうそう！何なら好きなところ言ってあげようか？｣

十四松｢まずねー、面白いところ！！｣

一松｢……不器用だけど、その…優しいとこ。｣

チョロ松｢なんだかんだ言って、僕達と関わってくれるところ。｣

｢え、ちょ、反応に困……る？！｣

おそ松達が頭をさげてきた

｢え、なにやってんの…｣

｢｢｢｢｢｢ごめんなさい！｣｣｣｣｣｣

おそ松｢…俺、トド松のいうとおり、嫉妬してたっ｣

おそ松｢けど……｣

おそ松｢Aがいない日常なんてやっぱつまんねぇんだ…｣

おそ松｢ホントは、こうやって謝りたかったのに……その、素直になれなくて｣

｢…くくっ｣

｢はははっ！！｣

え？と頭を上げてこっちを見る六つ子たち。

｢なんだそれ……！慣れてるし、今更じゃん。｣

｢だから、謝る必要ないでしょうが。｣

｢はーぁ、笑った笑った！明日は槍が降るね！｣

……この時、六つ子は後悔した。

そうだ、こいつはこーいうやつだったもんな、と。