何角関係【夏目友人帳】

朝食 ページ7

━━━━A━━━━









朝、鳥の声で目が覚めた。←なんてロマンチック。









大きく背伸びをして洗面所で顔を洗って台所へ行く。









「おはよ〜」









祖母「おはよう」





祖父「おはよう」






テーブルには朝食が並んでいた。



今は朝の7時だ。









祖母「今日は早いわね」









「うん、目、覚めちゃって」









祖母がテーブルに目玉焼きと味噌汁にご飯、サラダを並べる。









祖母「そういえば昨日周一くんからメールがあって、今日A泊まりに行くの？」









あ、言うの忘れてた。







「ごめん、言うの忘れてた。そうなの、いい？かな？」









祖母の困った顔がニコッと笑った。









祖母「いいわよ、楽しんでらっしゃい」









祖母は優しくそう言ってくれた。









祖父「一人で大丈夫か？」









「もぅ、やめてよ子供扱い！平気よ！」








祖父は「怒られてしまったよ」とハハハと笑った。







それにつられて祖母も私も笑う。









みんなはこう言う会話を両親とするのだろうか。









幼い頃に亡くした2人の顔は覚えていない。









せめて記憶が残るまで生きていて欲しかった。

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