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｢なー！コンビニ寄りたい！｣
木兎さんの一言で杏ちゃんのマンションの近くにあるファ〇マへ。
入るや否や木兎さんはお菓子コーナーに直行。
｢明日クラスメイトの誕生日なのに、プレゼントのお菓子買うの忘れてたんだって｣
と説明してくれる碧波さん。
かくいう彼女もサッと奥の方へ消えたかと思うと期間限定のダッツを持って現れ、お菓子を物色する木兎さんのカゴにさり気なく入れていた。
金目と杏ちゃんは特に買いたいものが無いらしく暇を持て余している。
俺とAも何も買う物がなく、4人で文房具とかの置いてあるコーナーに納まっていた。
『無印ー！』と、無印が好きなAは楽しそうにメモ帳やらボールペンやらを物色。
そして同じ無印好きである碧波さんの元へ、嬉々として駆けて行った。
｢最近のコンビニって本当に色んなもの売ってるなぁ｣と金目
確かに。文房具だけじゃなくてミニ裁縫セットとか…小さな電卓もある。
文房具というかもはや小物コーナー。
視線を右へとスライドさせていくと端の方に四角い袋が。無論、健全な男子高校生にはソレの用途ぐらいわかる。
遂にコンビニでも買えるご時世になったのか…
まあ、俺はまだ使うようなことするつもりないけど。
＿そこまで考えてハッと我に帰った。
やばい、ガン見してた！と素早く目を逸らすも時既に遅し。
｢赤葦ぃ｣
一番厄介なのに見られてた。
｢なぁに見てたの〜？もしかして〜なーんかイケナイこと想像してたのかな〜？｣
実際Aとやりかけたもんねぇ？なんて言う金目の言葉に杏ちゃんが反応した。
｢え、何をですか？｣
｢何をってほーら、あそこの角見てみ？｣
｢おいバカ金目！｣
｢角？｣と言ってそちらを見た杏ちゃん。
振り返った時には鬼の形相だった。
｢ちょっとA先輩に何してくれてんですか！！｣
｢違う！してない！未遂だから！｣
｢未遂ってことはやろうとしたんですね！？｣
｢あれは熱で、｣
｢言い訳無用！｣
俺と杏ちゃんの攻防戦に金目が爆笑、なんてカオスな状況。買い物袋を持った木兎兄妹と碧波さんの帰還により何とか事態は収拾した。
コンビニを出て杏ちゃんと、暫く行った角で木兎兄妹・碧波さんと別れる。
Aといつも通りハグしてバイバイしたのだが、そこで彼女は最後に特大爆弾を落として行った。
”あかーし”
”ん？”
”いっぱい避けてごめんね。あのね、火曜日の…恥ずかしかったけど、あんまり嫌じゃなかったよ”
”ん"ん！？”
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とみーさん(プロフ) - アニメ大好きwomanさん» ありがとうございます！本当に更新お待たせして申し訳ないです(--;) (2019年10月2日 1時) (
レス) id: e806159e05 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好きwoman - とっっても面白いので早く続きが読みたいです！ (2019年9月30日 3時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
とみーさん(プロフ) - 鶴まじ天使さん» うわぁぁありがとうございます！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: e806159e05 (このIDを非表示/違反報告)
鶴まじ天使(プロフ) - ふふっ夢主ちゃんと赤葦のやり取りが見てて微笑ましいですね(笑)すごく微笑ましくて面白いです！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年8月29日 7時) (レス) id: 2390bd5229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とみーさん | 作成日時：2019年8月20日 12時
