シスコンな義勇さん【鬼滅の刃】

浅草 ページ24

和巳「…！これは…！」

A「この中にサトコサンの物があればいいのですが…」

そう言って、私は手に持っていた物を和巳さんに渡す。

和巳「あっ…うっ…」(ｷﾞｭｯ)

炭治郎「…和巳さん。失っても、生きていかなければならないんです。」

ーｶﾞｼｯー

A「！？」

和巳「お前に…お前に何が分かるんだ！！！」

炭治郎「………」(ﾆｺｯ)

炭治郎は悲しく笑った。…そっか、炭治郎も…

炭治郎「では。俺はこれで。」(ﾍﾟｺﾘ)

A「………」(ﾍﾟｺﾘ)

和巳「す、すまなかった！許してくれ！」

すると、炭治郎がふりかえり、手を振った。…そうして、私達のそこでの任務は、幕を閉じた。

炭治郎のカラス「次ハァ！東京浅草ァ！」

炭治郎「えっ！もう次に行くのか！？」

炭治郎のカラス「行ク！」

A「ふふふ。仲良いね」

蒼「A。シンドクナイカ？」

A「ありがとう。蒼。大丈夫だよ」(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)

蒼「ナラ良カッタ！」

…蒼が可愛い……というか、だいぶ兄さんに会ってない様な気がする。…まだ１日位しかたってないのに…

炭治郎「…A？」

A「えっ？どうかした？」

炭治郎「…いや…何でもない…」

私達は、次なる街、「浅草」へと向かった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Aちゃんは、鬼か人間かが分かる程度で鼻が聞きます！ by作者

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Aside

私は今、あるうどん屋台に来ている。……竹の子も居る。

A「ねぇ、炭治r ーｶﾞｼｬﾝー …え？」

炭治郎は持っていたうどんを落とすと、どこかへ走っていった。

A「あっちょっ待って！！」(ﾀﾀｯ)

私が走ってついて行くと、炭治郎がある男性の肩を掴んだ。……こいつからは…鬼の匂いがする……

女の子「ねーパパーどうしたの？」

！！鬼が…人間と…？

？？「私に何か用ですか？」

…大アリだよ…鬼なら首を斬らないと…！そう思って、私は刀に手をかけた。

女性「あら、知り合い？」

？？「いいえ。困った事に少しも…知らない子だ。…人違いでは…ないでしょうか？」

女性「あら、そうなの？」

ーｼｭｯー

私がそっちを見ると、男の人の首から、血がたれていた。

鬼舞辻無惨→←沼鬼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す