団子屋さん ページ2
Aside
A「…ねぇ。兄さん。」
義勇「何だ?A。」
A「私、団子屋さん行ってくるから。」
義勇「俺も一緒に行く。」
A「いやいい。1人で行くから!」
私が走って行こうとすると、兄さんに手首を掴まれた。
義勇「何を言っているんだ。A。鬼が出るかもしれないだろ?」
A「すぐ前なんだけど?」
義勇「駄目だ。俺も行く。」
……まただ。兄さんは私が「出かける」と言えば、「俺も行く」と決まって言う。私も子供じゃないしそろそろうんざりしてるんだけど……
A「行ってくる。じゃ。」
私は全速力で走ったが、兄さんにあっさりと捕まり、そのままお姫様だっこされている形になった。
A「!?ちょ!?兄さん!?離して!」
私はジタバタと暴れるけど、兄さんはそのまま歩き出す。
A「にぃさぁん??聞いてるぅ??」
義勇「…聞いている。団子屋に行くのだろう?」
A「ちょ///恥ずかしいから降ろして!!一緒に行っても良いから!!」
義勇「じゃあ手を繋ごう。」
そうして、私は降ろされたけど手を繋ぐ事になった。…まぁ、こうなるのはいつもの事なんだけどネ。…ぐすん……そうしてる内に団子屋に着いちまったぜチクショー
A「すいませーん!!みたらし4本と三色団子4本下さい!!」
店員「はーい!!」
そこの椅子に座って、しばらくすると団子が来た。
A「いただきまs義勇「待て!!!」んあっ!?何さ兄さん!そんな大声出して!」
義勇「毒が入っているかもしれない!!!俺が毒味する!!!」
兄さんは、 くわッ!!! と言う効果音でも出そうな顔で、そう叫んだ。
A「兄さんんんんんん!?!?失礼だよ!!それとちゃんと兄さんの分もあるから!ホラコレ!」
私が団子を差し出すと、兄さんはそれをパクッ、と食べた。
義勇「…毒は入っていない様だな…」
A「当たり前でしょ。」
私はそう言い、残りの団子を食べようとしたら、兄さんが腕を掴んできた。
A「何さぁ?兄さん。」
義勇「そっちには毒が入ってるかもしれないだろ!?俺が毒味するかrA「入ってないっつーの!」…だがしかし!例えお前に分かっていなくても、俺には分かる!!何故なら…お兄ちゃんだから!!」(ドヤァ)
A「……」
……本当にめんどくさいな…この人………これが私の日常である。
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#観音坂ゆる - さらさん» ありがとうございます!!冨岡さんと炭治郎くんもかっこいいですよね!!さらさんもコロナに気をつけてくださいね(*´∇`*) (2021年1月20日 21時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
さら - このお話めっちゃ大好き!!私は義勇さん煉獄さん炭治郎くん大好きです!!続き楽しみにしてます!!コロナで大変ですが、お体には気を付けてくださいね!! (2021年1月10日 18時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
#観音坂ゆる - 『』ですね!ありがとうございます(*´∇`*) (2020年12月28日 14時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
#観音坂ゆる - すみません、終わってません(;´∀`) 多分ネットのミスかと… (2020年12月28日 14時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
土方雷羅(偽名) - 嘘!終わっただと?!あっ『』の方が見やすいと思う (2020年12月22日 17時) (レス) id: e501354a5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずきぱふぇ | 作成日時:2020年5月21日 10時