第32話 ページ40
藤岡「高橋、話があるんだけど。」
高橋「ふ、藤岡くん…」
藤岡「ちょっと場所変えない?」
高橋「わかった。」
ガチャッ
高橋「え、藤岡くん…どういうこと?」
藤岡「話があるのは俺じゃなくて、A。」
高橋「そ、そんな…」
『高橋友梨さん。
貴方は何が目的なの?』
高橋「わ、私はスクールカーストを無くすためにここに…」
『違うでしょう?あなたの目的はそんな事じゃない。
翔太を追うため、そしてスクールカーストの頂点に立つため。そうでしょ?』
高橋「なッ!?そ、そんなんじゃないッ!!」
『私が何も知らないと思ったら大間違い。
ちゃーんと貴方のこと調べたんだから。』
高橋「…え?」
『貴方が前にいた学校、そこでもスクールカーストはあったのよね?貴方は3軍以下…つまり圏外だった。いじめのターゲットにされ続けた貴方は何かしらの言い訳をしてこの学校に転校した。
翔太が転校した学校、この学校にね。
スクールカーストがこの学校にあることは後々気付いた。
貴方はそれを逆手に取り、スクールカーストを無くすというヒーロー気取りで新しいシナリオを作り始めた。そうすればみんなが大好きなヒーローはクラスのリーダー。つまり1軍のトップ独走状態。
さぁ、何か違うかしら?』
高橋「そ、そんなの貴方の勝手な空想でしょ!?
それに、証拠だって無い!!」
『ふふっ…私、頑固な人間は嫌いなの。さっさと認めてくれないと…ねぇ?』
高橋「どうして真実じゃないものを認めなきゃいけないの?」
『フッ…ハハハハッ!!
わかった、証拠を用意してあげる。』
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彩凜朱 - あー。めっちゃ面白いですね!私も、言葉攻めが得意な方なんで。。。でも、せめて2軍かな?ってところです(笑)がんばって!! (2016年9月26日 23時) (レス) id: 7f5fea5c4c (このIDを非表示/違反報告)
レムレム(プロフ) - えりんさん» 私もカースト制度が出来たら3軍確定ですよ←更新頑張ります!これからもよろしくお願いします! (2016年8月23日 9時) (レス) id: 6cbfeb3ec4 (このIDを非表示/違反報告)
レムレム(プロフ) - 嗚呼さん» ありがとうございます!実はこの後の展開をあまり考えておらず、どうしようか迷っているところなんですwこんな展開が良いなどの要望がありましたら、ぜひコメントしてくださいね! (2016年8月23日 9時) (レス) id: 6cbfeb3ec4 (このIDを非表示/違反報告)
レムレム(プロフ) - 過塩素酸ナトリウムさん» ご指摘ありがとうございます!作品にフラグを立ててしまうと、制限?みたいなのが掛かったりして見れなくなる読者様が出てきてしまうと思い、フラグを立てませんでした。やはり、立てた方がいいのでしょうか… (2016年8月23日 9時) (レス) id: 6cbfeb3ec4 (このIDを非表示/違反報告)
えりん(プロフ) - 悲報:自分三軍行き確定← か、カースト怖ェ!超怖ェ!!!続き気になります、更新お疲れ様です! (2016年8月22日 23時) (レス) id: 1ca66878b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レムレム | 作成日時:2016年2月19日 18時