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弐拾陸 ページ28

「Aか?」
『…えっ、はい?』

何事もなく初任務が終わり、一晩中次々と任務が伝達された後の夜明け。

黒を纏った隠が現れた。
知り合いだっけ?てなるレベルで馴れ馴れしいぞ。

「お館様がお呼びだ」
『…誰を?』
「あんたをだよ!」
『…!?…なんですと!?』

私!?
えっ、嘘。まじで何か問題起こしたかな。やらかした?

「というわけで連れていくからな!」

隠に目隠しをされ、連れていかれる。
ちょっと待てや心の準備ってもんがあるやろ!!

そう思ったが、お館様にお呼ばれされてると思うと抵抗は出来なかった。したら殺されそう。お館様セコム(柱)に。

そんなことを思っているとあっという間に着いてしまった。待って、挨拶の仕方とか知らないんですけど!!
こちとら平成生まれ!!!!
令和育ち!!!!(?)

目隠しを外されて、原作でも見たことのある景色が見えた。お館様がそこにいた。

…。





うわあああああああ(発狂)
まだ呪いが原作ほど進行していない!!

「よく来てくれたね、A」
『は、はいっ』

え、どうすればいいのこれどうすればいいのどうすればいいの

『ぇ、あ、本日はお日柄もよく…ぇっと』
「ふふ、堅い挨拶は慣れてないのかな。気にしなくても大丈夫だよ」
『はぃ、申し訳ありません…』

大正時代についてもっと勉強しておこう…(震え)

「今日はね、私がAに会いたくて呼んでもらっただけだから」
『私にですか?』

お館様は頷く。

「今年の最終選別、10人もの剣士達が生き残り、そして選別用の鬼はほぼ殲滅された」

とても優秀だね、と言う。
原作でも5人で優秀と言っていたから、あの試験は相当熾烈なものだったんだと改めて思う。

「そして話を聞く内に、その鬼を殆ど滅したのはAだと分かってね、話をしたかったんだ」
『え?何かの間違いでは…私がそこまで鬼を倒した記憶は…』

…いや案外斬りまくってたか…?

またお館様は、ふふっと笑った。

そして話は変わるが、次の私の任務は最終選別用の鬼の補充らしい。いや難しそうだな!

弐拾漆→←弐拾伍 《煉獄視点》



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蒼の戦姫ナキサ(プロフ) - 5262さん» コメントありがとうございます!励みになります! (2020年12月17日 11時) (レス) id: 9d3d6315a8 (このIDを非表示/違反報告)
5262(プロフ) - 初めましてコメント失礼致します。続きが楽しみです!大変だと思いますが更新頑張ってください、応援してます (2020年12月15日 17時) (レス) id: e1b40e07f2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼の戦姫ナキサ(プロフ) - コメントありがとうございます!夜はいいですよね! (2020年12月7日 23時) (レス) id: 9d3d6315a8 (このIDを非表示/違反報告)
レイレイン - 夜が好きッ!?私と同じだ… (2020年12月7日 17時) (レス) id: 5a04a92c31 (このIDを非表示/違反報告)
蒼の戦姫ナキサ(プロフ) - yersk0402さん» ありがとうございます!!煉獄さんに会いたいですよね!!更新頑張ります! (2020年12月6日 20時) (レス) id: 9d3d6315a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナキサ | 作成日時:2020年11月28日 20時

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