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「電気消しますよ」
『うん』
あれからお風呂や歯磨きなどを終え、布団に入る。
部屋は空いてなかったので寝るときはいつも千冬の部屋。
…て言っても前と同じように千冬はベッドで私はその隣の布団を敷いて寝てるけど。
電気を消した部屋は真っ暗でなにも見えない。
今日も楽しかったなぁ、なんて平和な1日を思い返しながら目を閉じれば隣に違和感を感じた。
『え、』
「…ったけえ」
『え、ちょ、ちふっ…』
「…だめっすか？」
暗くて周りが見えなくても、わかる。
どうやら千冬は私の布団に入ってきているっぽい。
急な事に焦っていれば千冬はそんな私を優しく抱きしめた。
圭介に比べたら身長も低いけど、服の上からではあんまりわからない筋肉だったりが触れると分かるから、緊張して胸が鳴るのがわかった。
…待って。
よく考えたらこの状況なに。
「俺…言いましたよね。Aさんが好きって」
『言っ、てたね、』
「Aさんが怖がる事がしたくないっすけど…俺も一応男なんで」
『へ？！』
千冬はそう言ったかと思うと抱きしめる力を強めた。
あー、だめだ。
そんなにくっつかれたら心臓うるさいのバレちゃう。
だけど、何故か心の中では離れたくない、なんてこと思っている私もいる。
『千冬…』
「…ん？」
『一緒の布団入ってるとあったかいね、』
「…そうっすね、」
私はそう呟き、再び目を閉じた。
しばらくすればそれに慣れ、うるさかった心臓も治ってきた。
それにしても千冬の腕ってすごい落ち着くかもしれない。
そのうちに眠気が遅い、気づけば眠りについていた。
「あー、我慢すんのキツ…」
眠りについた後、千冬がそんなこと呟いていたなんて気づくわけもない私はすやすやと寝息を立てて眠っていた。
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みや(プロフ) - さくたんさん» ありがとうございます！場地オチ機会あったらぜひ書きたいと思っています！ (2021年10月3日 22時) (
レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
さくたん - 場地さん落ちもみてみたいです！ (2021年10月2日 22時) (レス) @page33 id: 8ce623c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
さくたん - いいお話でした (2021年10月2日 11時) (レス) @page32 id: 8ce623c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - �Г気�» 嬉しいです〜！ありがとうございます！ (2021年9月30日 23時) (レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - あやさん» 千冬頑張れー！って感じです！笑 (2021年9月30日 23時) (レス) @page21 id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや
| 作成日時：2021年9月18日 3時
