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『ちょ、落ち着いてって…！』
「落ち着いてっけど」
『ひゃぁ…っ、りんど、やめ…』
「何その顔。煽ってるようにしか見えねぇ」
私の言うことなんて聞くこともなく、スルスルと服の中に手を忍ばせ少し冷たい手で肌に触れる。
くすぐったくて思わず声を出せば竜胆は嬉しそうに笑う。
『や、だって…、』
「嫌ならもっと抵抗すれば？」
『んん…、！』
「…えっろ」
なんで、抵抗できないのか。
春ちゃん以外の人に抱かれるのなんて嫌なはずなのに。
少しでも迷いがあるってことなんだろうか。
そんな私自身に嫌気がさし何も言えないで言えば、そのまま優しく唇を重ねる竜胆。
あぁもう、逃げるなんて出来ない。
完全に身体を預けた私を見て、竜胆はスカートの下から手を入れ下着をずらしたかと思えばそこから指を入れる。
『んぁ…、りんど…っ、』
「声抑えんなよ」
『…は、ぁっ、もっと…、』
「…ったく、いい加減にしろよ、」
もうどうにでもなればいい、そう思っていた。
自分から快感を求めそう言えば、“煽んな、つったろ…”と小さく呟き自身を私に押し付ける。
「手加減しねぇけど」
『いいっ…もん、』
「あー、マジかわい」
その後の行為が、春ちゃんと同じくらいに激しかったのは言うまでもないだろう。
・
・
あれから行為を終えたあと、春ちゃんが帰ってくるからと言う理由で竜胆を家から追い出した。
いや、申し訳ないとは思ってる。
だけどもし春ちゃんにバレたら…なんて考えるだけでも怖い。
『はぁ…寝よ、』
とりあえずさっきあったことは後で考えよう、そう思い私は寝室に向かおうとする。
そして寝室のドアノブに触れたと同時に、玄関からガチャリとドアが開く言う音がした。
竜胆が忘れ物でもしたのだろうか。
なんて思いながら玄関に向かえば、そこにいたのは竜胆ではなく春ちゃん。
『あっ…春ちゃ、おかえり…』
「あﾞ？…起きてたのかよ」
『う、うん…眠れなくて…』
そう適当に嘘をつくが、バレそうで怖い。
そんなことよりやっぱり竜胆を家に帰しといてよかったけど。
『あ、私もう寝るね。明日も仕事だから…』
「おい」
『ん？』
早いところこの気まずい空気から抜け出そうと一言言って春ちゃんに背を向ければ、ガシリと腕を掴まれた。
『なに、』
「今日ここに男呼んだろ」
『…え、』
時間が、止まった気がした。
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蘭奈莉逢瑠悲@カナリア:ルカ(プロフ) - 春ちゃんさいっこうじゃないですかあああ！！作者様天才すぎる！！！ (11月27日 23時) (
レス) @page39 id: 4d14879615 (このIDを非表示/違反報告)
一尺八寸一犀 - 春ちゃん〜…あ〜もうすっごい好きです///愛してるってなんですか！？愛してるって！！え、カッコ良過ぎるんだけど！？竜ちゃん蘭ちゃんも素敵でした……///もうずっと読んでいたい╰(*´︶`*)╯♡ (9月4日 23時) (レス) @page39 id: 605bcc3c89 (このIDを非表示/違反報告)
NA - 春ちゃーーーーーん素敵すぎます！最後の''愛してる"カッコイイ☆夢主ちゃんもお幸せに♡ (2023年3月21日 10時) (レス) @page39 id: 9c547ad202 (このIDを非表示/違反報告)
宇治(プロフ) - オールして読みました、ガチ尊い。叫びたいけど時間的に無理だ🥲🥲🥲🥲 (2022年12月25日 5時) (レス) @page39 id: 3e85deed6b (このIDを非表示/違反報告)
やほやほ〜 - 蘭ちゃん=優男 竜胆=ツンデレ神 春千夜=すれ違い彼氏でいい？ (2022年9月3日 17時) (レス) @page27 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや
| 作成日時：2021年11月16日 19時
