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相澤先生から迎えに来れなくなったという連絡が入った。
代わりを寄越すと言われて待っていたらエンデヴァーが来て、着いた先は轟家だった。
A「……なんで？」
緑谷「あ、Aさん！」
焦凍「よ。」
爆豪「帰れ。」
A「帰りたいんだワ。」
なぜか既に居座ってたデクくんと爆豪くん。
これから夕食を食べる彼らは、
どうやら私の到着を待っていたようで。
気まずすぎて正直脱走したい。
焦凍「こっちが冬美、俺の姉貴で、
こっちが夏雄、俺の兄貴だ。」
冬美「キャー！もしかして彼女！？」
A「…………。」
というか…
3人の顔を見比べると既視感があった。
いや、冷さんはそりゃそうなんだけど、
こないだ夢の中にいた火傷の人に_______
爆豪「オイ！！
しゃんとしろやメロンパン女ァ！」
A「いや、メロンパンて。」
…いけないいけない、考え込んでしまった。
お姉さんとお兄さんに改めて挨拶をして座る。
テーブルに並ぶ色とりどりの料理を食べ始める。
A「！……おいしいです。」
冬美「！！よかったぁ！」
嬉しそうに笑う冬美さんはきっと、
冷さんが言っていた''家族に成りたかった''んだろう。
眉間にシワがよってる夏雄さんはそれじゃあ、
''家族になんて成りたくなかった''のかな。
…なんて、考えたって意味はないけど。
そんな間に、食卓の雰囲気は悪くなっていて。
今にも部屋を出ていきそうな夏雄さん。
A「……家族に成れそうだと、お礼を言われました。病院でたまたま会った、
「「！！」」
その場の全員の動きが止まる。
勿論、襖に手をかけた夏雄さんも。
A「私には記憶が無いので、
家族がどんなものか分かりませんが…」
大体の話は冷さんがあの後教えてくれた。
思わず重ッって零した私に、彼女は笑って返した。
大したことは言えない。でも言わなくていい。
そこから先は、彼らが自分たちで見つけていくんだ。
A「彼女が…冷さんがどれだけご家族のことを
大切に思ってるか、だけは分かりました。
愛されてますね、みなさん。」
ねぇ、不思議だよね。
みんな幸せになりたかっただけなのに。
こんな小さな家族でさえも、間違えて、傷つけあって、
気付けば何かを失っているんだ。
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さ - 恋花さん» そういう事言われて不愉快になる方いるのでやめましょうね (2022年10月25日 0時) (
レス) id: 11966a8a73 (このIDを非表示/違反報告)
恋花(プロフ) - 重也くんって文ストの中也みたい！ (2022年10月21日 17時) (レス) @page2 id: bb4cebb7fd (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 小鉄さん» うぁぁ嬉しいですありがとうございます；；頑張ります…✨ (2022年10月14日 0時) (レス) id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
小鉄 - たくさん泣いたし途中何度も発狂したくなりました( ；∀；)こんなに感情を揺さぶられる夢小説は初めてです……！これからも楽しみにしてます！！ (2022年10月13日 1時) (レス) @page43 id: a865d1e6ca (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 咲さん» えええありがとうございます！自分も泣きながら書いてたので嬉しいです；； (2022年10月8日 9時) (レス) @page6 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：！！！
| 作成日時：2022年10月7日 22時
