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ページ3

A「………」


更にページを進める。そこから先は全て、
闘病生活の様子が示されていた。

一通り目を通し、日記を閉じる。
得られた情報はたった3つ。されど3つ。





『私は20歳、すなわち4年後に死ぬ。』
『おじいちゃんは'れんやさん'と呼ばれていて、
パパは博士である。』
『おじいちゃんはもう死に、
組織を動かす権利は私に引き継がれた。』






A「なるほど。」

いや納得すんなバカ。






…………え、てか、え、華のJKこんな
陰気な館に1人置いてくことあります?

病気とは言え、現在至って体は元気。
そもそもなんの病気だよこれ。おい。



あといくら寝てる間に凄腕家政婦に掃除させて
食料届けたってぼっちは辛いわ!!!!!!!!!!
パパ一緒に暮らそ!!??????????(唐突)





勢いのままに水を一気して、荒ぶる呼吸を整える。
思わずむせ返って涙が出た。神様は残酷だ。

あと今春じゃなくて秋だったわ。
明日は11月7日だってカレンダーさんが言ってる。

…………待てよ、










1 1 月 7 日 ?

11月7日→←〃



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作者名:めろんぱんビーム | 作者ホームページ:http:s//え  
作成日時:2022年5月14日 10時

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