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再び目が覚めるも、
就寝前と全く同じ光景が広がる。
…ワンチャン夢かと思ったんだけどな。
のそりと起き上がり、キッチンへ向かう。
そこんとこの感覚は覚えてるようで、
案外すんなりと食料と水へと辿り着く。
A「おおおお黒毛和牛!!?
黒毛和牛黒毛和牛かけて食べれるね?????」
あ、もしかして''黒''の組織にかけてる????
なんて言いつつTKG。やっぱ日本人はこれよな。
味噌汁も美味しい。さすがインスタント。
もっそもっそと食べ終わり、皿洗いをする。
ふと端の棚に1枚の写真があることに気づいた。
A「元彼???????」
刹那、呼吸が止まった。
__________________烏丸蓮耶と、阿笠博士と、私だ。
A「え、え、えぇぇぇえええええええええ!!???
はぇ???????あ、でも皆ちょっと若……
私これ高校生のとき……?今…………も高校生だ………
あれ?????」
ってことは???
恐る恐る写真を手に取る。うん、爆発はしない。
この世界線いつ爆破テロ起きても仕方ないからな?
爆発って春の季語なんだぜ??
………あ、裏に小さく文字が書いてある。
______________________息子と孫娘と
あっ、そういう感じ????いやどういう感じ??????????(逆ギレ)
思わず写真を床に叩きつけた。
大丈夫です、私が1番わかってない。
・
A「ガクブル…」
一旦冷水を浴びた。春先の寒さが身に染みる。
冷水をぶっかけた後に冷静さを取り戻した私は、
館内を爆走。日記なるものを手に入れた。
名前欄には私の名前があるため、きっと犯罪ではない。
ぺらりずむ
表紙をめくると、最初に前置きがあった。
たどたどしく、可愛らしい子供の字。たった一言。
『はたちになると、わたしはしにます。』
A「ん???????????」
うん、
最大の爆弾だな?????????????
危うく飛びそうになった目玉を抑える。
え、これ、え、
子供の時から厨二病とかじゃなくて??
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