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「 はぁ〜…うざい、自分が可愛いからってお高く留まりやがってｯ…！
ホンっト、サイアク、最悪！！！…最悪最悪最悪ッ！！ …
”タヒ ね ”ばいいのに！堀北なんかッッ！！！ あいつもッ！！ Aッてやつも！ 」
この場合の表情筋の動かし方は、
どうだろうか。
確か、哀しみ、驚きを見せるはずだ。
「 …っっ！ 」
ブルっと身体を震わせ、片手を口に押える。
「 大丈夫か？ 」
小声で、綾小路くんが声をかけた時、
櫛田さんの携帯の音がなった。
「 誰？そこに誰かいるの？ 」
「 お前はここに居ろ。」
小声で言われ、綾小路くんは櫛田さんのもとへ向かっていく。
「 俺だ、綾小路だ。櫛田携帯忘れて…」
櫛田さんはバッと携帯を受け取り
「 …聞いたの？… 」と声をかける。
「 聞いてないって言ったら、信じるか？ 」
「 誰かに話したら、容赦しないから。 」
「 もし話したら？ 」
「 アンタにレ〇プされそうになったって言いふらしてやる。」
「 冤罪だし、それ。 」
「 大丈夫、冤罪じゃないから。 」
そういって櫛田さんは、綾小路くんの腕を持ち、
手のひらを広げ、
自分の胸に手を当てた。
「 アンタの指紋これでベットリついたから。 」
「 わたしは本気。 」
「 分かったからその手を放してくれ。」
「 いい？裏切ったら許さないから。 」
そういっていつもの櫛田さんに戻り、部屋に戻っていった。
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作者名：匿名希望 | 作成日時：2022年10月10日 23時
