20 ページ21
.
もちろん、これにはちゃんとした理由がある。
一つ目に実行した作戦は、堀北さんなしで
勉強会をあのメンバーとしようと誘ったこと。
だが、須藤くんは
「今更足掻いたって。」
という理由で、参加を拒否してしまった。
でも、綾小路くんは諦めずに淡々と、ことをこなして行く。
今度は、僕と、櫛田さん、綾小路くんで先輩の元へ向かった。
言わいる、過去問の獲得だった。
ptで買えないものは無い、
そういう学校のシステムを利用し、
綾小路くんはそれを実行した。
何とか、櫛田さんのおかげで説得出来たおかげで、
過去問を手に入れることが出来た。
そして、櫛田ちゃんか僕が、
過去問を獲得したことにして欲しいとお願いがあった。
あいにく、僕も流石に、
クラスメイトの前で目立ちたく無かった僕は櫛田さんに
お願いすることにした。
このことは三人だけのの秘密となった。
テスト前日に桔梗ちゃんは、
過去問を帰る前に皆に配っていき、
これをやれば少しは大丈夫なんじゃないかな?
と伝えてもらった。
そして、今、クラスではこの盛り上がり様である。
「 うおおおおおおおおおお .ᐟ.ᐟ 」
「櫛田ちゃんのおかげだよ..!!!」
「今回ばかりは本当に助かったぜ..!!」
「そんな...私は別にそんなに大したことは..」
と笑って居た。
「櫛田ァ..櫛田ちゃんは俺たちの天使だぁ!!」
流石にこれには苦笑いしていたけれど。
どうやら、堀北さんにはお見通しらしく、
「何をしたの。」と聞かれていた。
綾小路くんが答えてくれるはずなので僕はイヤホンを嵌めた。
107人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:匿名希望 | 作成日時:2022年10月10日 23時