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自室に帰り、肩の力が抜ける。



帰り道、綾小路くんがあそこまでしっかりした人だとは思わなかった。


なんとなく、無気力感あって、冷たい表情を浮かべている彼に。


僕は少し嫌悪感さえ抱いた。




...使い道を話したのも、勘のいい生徒だとなるべく思われないため。



自分を保ちつつ、無理の無い程度で、ソレを演じているつもりだ。




また、明日も。




上手くいくだろうか。

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作者名：匿名希望 | 作成日時：2022年10月10日 23時

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