記憶 04 ページ6
基山「大丈夫…ですか？」
俺はおそるおそる聞いてみた。
Aの父さん「あ…ああ。
それよりヒロくんは大丈夫なのかい」
俺の言葉にAの父さんは
笑いながらも答えてくれた…が、
とても怖かった。
怒りを隠しているつもりらしいが、
怒りが手にとるようにわかった。
右手に力が入っている。
俺はこれ以上ここにいたら
いけない気がして口を開きかけたが、
少しAの父さんの方が早かった。
Aの父さん「何て事をするんだ！
この馬鹿娘が！
折角人がお前なんかの様子を
見に来てやったと言うのに！！」
俺は慌ててとめた。
基山「落ち着いて下さい！
きっと目が覚めたばかりですし、
落ち着く時間が必要なんですよ！ね？
また明日来ましょう！」
Aの父さん「…そ…そうだな。
また明日来るとしようか。
すまないな…ヒロくん。
久しぶりに会ったというのに
見苦しい姿を見せてしまって。」
Aの父さんはそれだけ言うと、
チラリとAを見てから
何も言わず病室から出ていった。
俺はAの父さんを見送ると、
Aに向き直った。
Aは罰が悪そうな顔で、
俺の方をチラチラと見ていた。
A「…ごめん…なさい。
その…大丈夫？えっと…ヒロくん？」
Aは俺に謝った。
謝るべきなのは俺の方なのにっっ
俺は「ううん」と言うと、
首を横に振り真っ直ぐにAの目を
見てこう言った。
基山「謝るのは俺の方だよ。
ごめんね…さっきは。
それもだけど明日は退院できるって。
家に帰れるよ。良かったね」
俺はそう言い笑ってみせたけれど、
Aは目を見開いてこう言った。
A「家になんか帰りたくないっ」
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兎のおやすみ(プロフ) - 私はああいう作るの苦手かな~ (2015年12月29日 18時) (
レス) id: f8f0ecd87d (このIDを非表示/違反報告)
幸男1/2(プロフ) - 兎のおやすみさん» え。かかんない！かかんない！！楽しいよ！本当(( (2015年12月24日 22時) (レス) id: 17303fc23a (このIDを非表示/違反報告)
兎のおやすみ(プロフ) - うご○モってめっちゃ時間かかるんやないんｰ？ (2015年12月19日 18時) (レス) id: f8f0ecd87d (このIDを非表示/違反報告)
幸男1/2(プロフ) - 断じて違ーう！！ゲームが好きなんじゃない。うご●モが好きなんだよー！！！ (2015年12月19日 16時) (レス) id: 17303fc23a (このIDを非表示/違反報告)
兎のおやすみ(プロフ) - 幸男1/2さん» めっちゃゲーム好きなんだなぁ~と思ったから笑ったのだよｰ！ (2015年12月19日 11時) (レス) id: f8f0ecd87d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猿飛コウ | 作成日時：2015年4月5日 8時
