誓いの言葉 ページ9
「……。…エージェントさん」
エージェントさん…多分私とプロキシさんが出掛けてる時に何か食べたんだろうけど…、きっとちゃんとしたもの食べてない…。
だってプロキシさんもトースト1枚だったし…。
「あぁ、なんだい…？」
さっきまで真剣そうな顔をしていたエージェントさんだけど、私が声をかけると微笑んでくれる。
「エージェントさん達の食事…いつもこうなんですか…？」
「…依頼はちゃんとこなせてるさ、問題ないよ」
ぅ…素っ気なく返されたなぁ…。私なりに心配してるんだけど…
「…さ、もう寝た方がいいよ、復讐屋の朝は早いから」
暫く間を置いて、ゆっくりとエージェントさんは言い出す。
…その前に何か呟いてた気がする、けど……
「おいで、案内するよ」
「え、あ…はいっ」
エージェントさんは立ち上がり、私を見て微笑んだ後歩きだす。
そんなエージェントさんに、私は慌ててついていった。
「はー…」
案内されたのは、物音が聞こえた方の扉でも、着替えた部屋でもなく、ソファーやテーブル、棚…そんな必要最低限の物しかない部屋。
エージェントさんは私をここに連れて来ると「朝はプロキシか僕が起こすから」と言って、すぐ出ていってしまって、私はソファーに腰掛け、息をつく。
今日はなんだかもう疲れてしまった気がする…。
朝起きられないのも困るし、大人しく寝る事にしよっかな…。
眠るのは…少しだけ苦手だけど…
帽子を取りソファーに横になる。そして背もたれにかけてあったタオルケットを自分にかける。…暖かい…。
眠りにつく前に、私は無意識に…
¨あの言葉¨を……
「死が何度2人を分かいたって…私は貴方を…
__殺すよ」
「…おかえり、プロキシ」
「ええ、ただいま」
あの部屋から帰ってきた自分の相棒に、俺はいつものイスからそう声をかける。
そんな俺を片目を瞑り見て、彼女は返す。
「プロキシ、伝えておきたい事があってね、少しいいかい…？」
「構わないわ、何かしら…？」
向かいのイスに座り、こちらが話すのを待つ相棒。俺は1つ息をつき、ある程度小さな声で話し始める。
彼女…リヴェを起こしてしまっては可哀想だし、それに…ね。
「明日、頼みたい事があってね…」
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緑 - 紅楓さん» そう言ってもらえるととても有難いです！コメントありがとうございます、これからも頑張りますねっ (2020年5月12日 16時) (
レス) id: 8fad606fce (このIDを非表示/違反報告)
紅楓(プロフ) - 面白いです！作者様のペースでいいので、更新頑張ってくださいね！ (2020年5月12日 9時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 緑さん» いえいえ、コメント欄に大変失礼いたしました。 (2019年11月4日 22時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
緑 - 二次創作を書いていたつもりはないので今もフラグを立てていますが、何かあればまたコメントしてくれると有難いです、ゆりりんさんもわざわざコメントありがとうございますっ (2019年11月4日 16時) (レス) id: 8fad606fce (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 緑さん» こちらオリジナルで大丈夫ですよ…？ (2019年11月4日 2時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒夜 緑 | 作成日時：2018年9月2日 18時
