【銀魂】とある警察の過去について。

35話目 小旅行編 ページ38

…なんで、旅行をする事になったの？

謎である。


唐突に兄貴が言い出したのである。

「ちょっとこいつ借りてきますね。」


『いや、なんで旅行なの？』

「気分だ。」

『なんだよソレ。』


ってか借りてくってなんだよ。私は物か。


『んで、本当はなんでここにいるの？』

「ホントはな、お前に聞かれて謎になった俺たちの過去を調べたいんだ。」

『あ、そういうことね。』

やっぱり兄貴も気になったんだ。


…そして今はターミナル。

天人がめっちゃいる。まあ、私たちも天人の可能性があるけど。


「忘れ物は無いか？」

『どうして急に。』

「え、お前忘れたのか？自分が船苦手なのを。」


『…あ。』

忘れてた。

実は私は船が苦手なのである。

『ちょっとガム買ってくるわ。待ってて。』

「おう。あとポテチ買ってこい。」

『りょーかい。』


ポテチ、好きだったんだ。

あ、何味か聞き忘れた。

まあいっか。私が好きなコンソメ味にしよっと。

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