125話▽サトルの正体▽※ネタバレ注意【コリウスの夢】 ページ31
それから、私とゼノビア姫は同室のベッドに寝かせられた。お陰さまで体も少し動いてくるようになったから良かった。
『ランガ、出てこれる？』
ランガ「はっ、ここに！」
ランガは私の影から飛び出すように出てくると、ベッドの側におとなしく座った。
ランガ「A殿…守ることができなくて申し訳ないっ」
『良いんだよ、ランガがいてくれたお陰で、怖くなかったし』
ランガの頭を軽く撫でてあげると、嬉しそうにすり寄ってきてくれて、顔を舐められる。
『ちょ、ランガっ！それは駄目だって……ふふっ』
くすぐったくて思わず笑ってしまうと、後ろから声をかけられた。
「仲が良いんですねっ」
『ｱｯ……』
ばれてしまった…と言うような声をあげて、私とランガはその場で固まってしまう。
「別にばらしたりしませんよ、Aさん」
『ぜ、ゼノビア姫……』
なんて良い娘なんだ……と感心しながら彼女を見ると、嬉しそうに微笑んでくれる。
うん美人。
ゼノビア「ゼノビアと呼んでください。リムルさんやシフォンからAさんのお話を聞いて、仲良くなりたいと思っていたんです」
『うんっ、嬉しいよゼノビア！』
しばらくふたりで笑いながら談笑をしていると、扉がこんこんと、二度叩かれた。
『ランガ、戻って』
私がそう言うと、ランガはすぐに私の影に隠れた。
それと同時に入ってきたのはアスランとサウザーだ。どうやら私たちを呼びに来たらしい。
サウザー「A殿…今回このような件に巻き込んでしまい申し訳ない」
『いえ、どうやら私はなにがなんでも巻き込まれていたようなので…』
アスラン「一つ質問があるのだが、良いか？」
私はアスランのその質問に軽く頷く。私何かしちゃったかな？と、何を言われるのかドキドキしていると、された質問は驚きだ。
アスラン「あのサトル殿の正体は、リムル殿で間違いないか？」
『まぁ、…はい。………リムルですね、あれ』
『彼、少しやらかしてましたよね絶対。じゃないとお二人にばれるなんてことないですし…』
私が苦笑いでそう言うと、ふたりはくすくすと笑い、私の顔を見た。
サウザー「まぁ、わかったのはほかの理由もあるが、なによりも…A殿のことを特に心配している様子が見てとれたのでね」
あぁ、本当にもう………訳がわかりません泣
ーお知らせ、まおりゅうのお話しー→←124話▽三上悟……？▽※ネタバレ注意【コリウスの夢】
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しらたま(プロフ) - すずさん» ありがとうございまーす！週末になったらあげますね〜！！ (4月25日 6時) (
レス) id: a300713acd (このIDを非表示/違反報告)
すず - 続き楽しみです。更新待ってます！！ (4月24日 21時) (レス) id: 1b00827d81 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - あざぁすっっっ！！😆💕✨個人的にヴィオレちゃんは好きだしルミナスにぶっ壊れた(？)愛情をもらいたいなぁ〜っと思って書いてました！！！😆⤴️💓 (4月19日 21時) (レス) @page29 id: a300713acd (このIDを非表示/違反報告)
すず - キャラの口調とかしっかりつかめていてすごいと思います！！ (4月19日 18時) (レス) id: 1b00827d81 (このIDを非表示/違反報告)
すず - ルミナスがイケメンすぎてヤバい。白玉さん本当にリスペクトです！！ (4月19日 18時) (レス) id: 1b00827d81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま | 作成日時：2024年1月22日 19時
