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〜A〜



拓真(偽)が天井から垂れ下がってる細いワイヤーを引くと、宝石が手の中に収まった


天井に隠してたんだ



キッド「次はもっと完璧にこの男にな……」


喋ってる途中で京極さんが戦闘モードに入った


園子「いけ真さん!キッド様を捕まえちゃって!」


京極さんの攻撃を紙一重で躱し続けるキッドも、何か格闘技をやってるのかな?



キッド「随分と熱いですね」


京極「自分はどうしても拓真さんと闘わなければいけない」


キッド「それは叶わない現実()ですよ」


攻撃されながらも、キッチリと窓際に追いやられた


窓……まずい!




「キッドさん!そこ離れたほうが…」


私の忠告は1秒ほど遅く本物の拓真が窓(2階)を蹴破って入ってきた



拓真「ようキザ野郎。ぶっ殺してやる」


床を強く蹴った反動で瞬間移動したかのように、キッドの目の前に


感情(殺意)が表に出過ぎてる



命令しないと(止めないと)




「たく…」


瞬間、視界が真っ白に覆われた


同時に部屋のあちこちから爆竹のような音も




拓真「伏せてろ」



さっきまで数メートル向こうにいた拓真は、力づくで私をしゃがませた




爆竹は音だけで実物はなかった



全部の窓とドアを開けると煙幕は風に流された







キッドはいなかった




はるか上空にキッドらしき人が飛んでる



「追わないの?」


拓真「あれはダミーなので無駄かと」




光彦「あんな大見得切ったわりに、あっさり逃げられましたね」


「まぁまぁ。拓真が人殺しにならなかったんだからいいじゃん」


元太「でもよぉ。あんなにカッコつけたのに」


雄司「子供達の言う通りだな。お前言ったよな?命令しろと」


拓真「ええ。ですがこのような手紙を頂いたので部屋を出ないわけにはいかなかったんです」


それは明らかお父さんの名前を使った嘘の呼び出し


拓真「99%嘘だとわかっていたのですが」


「じゃあ何で行くのよ」


拓真「1%は、旦那様の可能性があったからです」


雄司「たった1%だぞ。無視すればいいだろ」


拓真「私は仕える従者です。主の命に背くなんてあってはならない。と、言いたいとこですが、キッドを捕まえられなかった。どんな処分()だろうと覚悟はできております」



まぁ、給料カットかな?



クビまではいかないよね




カットだけでも充分、拓真への罰になる


ただ……被害者の手前、それじゃあぬるい



お父さんも決断ができない

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設定タグ:赤井秀一 , 沖矢昴 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
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ジンlove - 続きを待っています。 (2019年11月26日 16時) (レス) id: 06bcf57e53 (このIDを非表示/違反報告)
ハオミン - ドキドキが止まらないぜ! (2019年9月23日 17時) (レス) id: 228eb0b481 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます。すぐ直します! (2019年7月28日 13時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 142話に誤字がありました。「辞めざるおえなくなって」ではなく、「辞めざるをえなくなって」です。 (2019年7月28日 13時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます!すぐ直します! (2019年5月5日 20時) (レス) id: 1db8013159 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆ | 作成日時:2019年1月28日 15時

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