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〜A〜
伊織「蘭様。もう10分と30秒は歩いておられますが、お目当てのお店までまだかかりますか」
蘭「ごめんなさい。もうすぐ着くので」
和葉「歩くの嫌なら車で移動すればええやん。ついでに京都帰ればいいのに」
「まぁまぁ。折角なんだから今日ぐらいは仲良くしよう。ね?」
紅葉「まぁ。ホンマAちゃんは優しいわ。どこかの葉っぱちゃんと違うて」
和葉「Aちゃんは誰にでも優しいんな。アンタみたいないけすかん女でもな。紅葉!いつまでAちゃんにしがみついてるつもりやねん」
服部「喧嘩はやめ言うとるやろ」
私が間にいるからダメなのかな
端に寄りたいけど紅葉ちゃんが腕にしがみついてて移動出来ない
探偵団『ピ・ザ。ピ・ザ。ピザ〜』
子供は和むな
約2名、大人びてる子はいるけど
どうせ中身は高校生だからとか言うんだろうけど、結局は子供じゃん
どうにか普通の子供のように、はしゃがせたい
方法はなくはないんだけど、うーん……
ま、今度やってみよ
紅葉「それにしても。相変わらず東京の人は並ぶん好きですねぇ」
「楽しいからじゃないかな」
紅葉「楽しい?並ぶのが?」
「だって並んでる間、何食べようとか、半分こしようねとか、楽しく待てるでしょ。だから私、好きだよ。並ぶの。紅葉ちゃんは嫌い?」
紅葉「ウチかてAちゃんが一緒なら全然苦じゃありません」
ものすごい限定だな、その行列
紅葉「並ぶんよりお店を貸し切ったほうが楽ちゃいますか」
「人によってはそうかもしれないけど、私は並びたい派だからな」
蘭「あ!このお店です」
園子「ここ雑誌に載ってたとこね」
「やっぱり若者は美味しい店知ってるね」
世良「というかさ。Aさんも若者だと思うよ。僕らとそんな歳変わんないだろ」
「女子高生に言われると自信つくな」
世良「実際若いんだからさ。二十歳なんて」
店の中はかなり広い
飲食スペースもあるんだ
ガラス張りだから厨房もよく見える
クルクル生地伸ばす作業とか見てて飽きない
女性の職人さんは、それだけでカッコ良い
私もいつかはあんな風になりたい
大手チェーン店ではないのに、レパートリーが豊富
で、メニュー見て気付いたけど、1人1枚頼んだとして、全く足りない
従来のサイズより大きいため割高になってるのか
差額分出せば問題ないからいいんだけどね
それにこれはお礼だ
私のことを知っても変わらずにいてくれるみんなへの
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まゆ(プロフ) - コメントありがとうございます!ネタが思いついたときにしか更新してないので、時間かかってしまいますが、こうして待ってくれてる読者様がいてくれると頑張れます!! (7月23日 22時) (レス) id: c462f277ab (このIDを非表示/違反報告)
礼 - めっちゃ面白かったです。続きが楽しみで仕方ありません。余力がある時に続きを書いていってくださると読者としてとても嬉しく思います。頑張って下さい。 (7月23日 22時) (レス) @page30 id: 3d2eda965f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆ | 作成日時:2022年12月28日 0時