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〜A〜
｢つまり。この場合のお客さんというのは、平たく言えばリリックさんの敵｣
リリック｢そういうことだね｣
なんて、笑ってる
リリックさん強いし相手にならなかったんだろうな
拓真｢それより、よろしいのですか。ルベル家が矢河と組むとなると、面倒なことになるのでは？｣
リリック｢既に面倒なことに巻き込んでおいて何を言っている｣
拓真｢あれはリリック様のご厚意では？｣
リリック｢半ば強制だったぞ｣
諦めたようにため息をついた
何を言っても都合の良い言葉に変換される
リリック｢空気の読めない奴らのせいで楽しい時間が台無しだ｣
｢リリックさんが悪い人をやっつけてくれたから、子供達は無事ですよ｣
すると、キョトンとされた
リリック｢ここにお嬢さんがいなくて、ついでに門がまだ完成していなかったら、無視していたよ。身の程知らずの相手は面倒だからね｣
悪意なき笑顔
｢で、でもリリックさんが行かなくても護衛？の人がいますもんね｣
誰の何に対して、こんなに必死になってフォローしてるんだろ
リリック｢マークは私のボディーガードでもあるし……。うん。まぁ、でも私はマークのことをこれっぽっちも信じてないからね。マークだけじゃない。社員も使用人も友人でさえ。いつ裏切るかも分からないような人間を、信じるなんて到底不可能だろう？｣
マークそんは心外だとでも言うように声を荒らげるけど、リリックさんは発言を撤回するつもりはない
リリック｢お前が私に忠誠を誓ってくれていることは知っている。そうだな。人を信じる明確な線引きをするなら、23年前の、忠狼が“薄汚いドブネズミ”と呼ばれる原因となったあの出来事が起きた年、私の側にいたかどうかだ｣
マーク｢彼女は……どうなんですか｣
リリック｢お嬢さんは……もちろん信じてるさ｣
拓真｢敵味方をハッキリさせますからね。リリック様は｣
リリック｢区別しておかないと色々と困るだろ。権力があると。まぁ最も、私にとって敵とは、邪魔する奴のことも含まれるんだけどね｣
｢と、言いますと｣
リリック｢私が人を殺そうとするのを、止める奴、とかね｣
コナン｢人を殺すのはいけないことだよ。どんな理由があっても。絶対に｣
リリック｢ふふ、ははは！それは君の正義だろう。江戸川少年｣
リリックさんはコナンくんの肩に手を置き耳元で何かを囁いた
リリック｢長生きしたければ大人しくしていることだ。工藤少年｣
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まゆ(プロフ) - コメントありがとうございます！ネタが思いついたときにしか更新してないので、時間かかってしまいますが、こうして待ってくれてる読者様がいてくれると頑張れます！！ (7月23日 22時) (
レス) id: c462f277ab (このIDを非表示/違反報告)
礼 - めっちゃ面白かったです。続きが楽しみで仕方ありません。余力がある時に続きを書いていってくださると読者としてとても嬉しく思います。頑張って下さい。 (7月23日 22時) (レス) @page30 id: 3d2eda965f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2022年12月28日 0時
