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〜A〜
記憶を取り戻す一番手っ取り早い方法は、聞くことなんだと思う
拓真やお父さんじゃなくて、関係者に
いるんだよね。知ってそうな人
ただその人に聞くにはあまりにも勇気がいること
記憶のない日に関わっているであろうジンさん
何かしらのことが聞けるかな
メアリー｢おい！聞いているのか｣
｢うん。聞いてるよ｣
メアリー｢いいか。二度と1人で夜に出歩くな｣
｢そんなこと言われても……｣
メアリー｢貴様はもっと男に狙われる自覚をしろ。警戒心がなさすぎる｣
｢あ、あるよ！それにメアリーちゃんのほうがダメだからね。夜に出歩くなんて。子供なんだから｣
メアリー｢私はいいんだ｣
｢何で！？ダメだよ。誘拐とか……｣
あれだけ強かったら大丈夫か
それに、しっかりしてるから連れ去られる心配もない
｢もしかしてメアリーちゃんは私の心配してくれてる？｣
メアリー｢だったら何だ？貴様のような危なっかしい奴は目の届くとこにいてもらわないと困る｣
酷い言われようだな私
これでも立派……か、どうかは別にして大人だよ
なのに小学生に説教されるなんて解せない
メアリー｢矢河の娘なのだから、護衛ぐらい付けろ｣
｢あれ？そのこと言ったっけ？｣
メアリー｢言っただろ。大丈夫か？｣
そうか。言ったのか
覚えてないけど
自分から言いふらしたりしないはずなんだけどな
メアリー｢(つい口が滑ったが、まぁ大丈夫そうだな)｣
メアリーちゃんに送ってもらい、一息ついてると、めっちゃ透さんから着信があった
え、怖……
かけ直すかどうか
デートの催促だったら嫌だし
悩んでいると、またかかってきた
《もしもし？》
安室《良かったぁーー。無事だったんですね》
《と、言いますと？》
安室《実はですね。ピンガがスクリューを捜してまして》
《スクリューとは？》
安室《Aさんのことです》
《すいません。そんな外国人みたい名前、付けてもらってないのですが》
安室《ジンが勝手に名付けているだけです。僕も詳しいことは分からないのですが、どうやらジンはAさんのことを……》
《透さん？》
安室《とにかく気を付けて下さい》
《気を付けるのはいいんですけど、せめて外見とか教えてもらえませんか。透さん達と違って見ただけで悪い人かなんて分かりませんから》
安室《コーンロウの男です》
何で私ばっかり狙われるんだろ
普通に生きてるだけなのに
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まゆ(プロフ) - コメントありがとうございます！ネタが思いついたときにしか更新してないので、時間かかってしまいますが、こうして待ってくれてる読者様がいてくれると頑張れます！！ (7月23日 22時) (
レス) id: c462f277ab (このIDを非表示/違反報告)
礼 - めっちゃ面白かったです。続きが楽しみで仕方ありません。余力がある時に続きを書いていってくださると読者としてとても嬉しく思います。頑張って下さい。 (7月23日 22時) (レス) @page30 id: 3d2eda965f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2022年12月28日 0時
