【ヒプマイ】山田家末っ子の日常。

いかないで ページ45

・A


診察がおわって、お兄ちゃんの携帯が鳴った。

どうやら、急な以来で、仕事に行かなければならないとの事。

家で一人かぁ…と泣きそうになった。

寂雷「じゃあ、今日は特別にこのままここのベッドで寝るといいよ。」

一郎「まじっすか。ありがとうございます。助かります。」

寂雷「急な仕事となれば仕方ないよ。」

一郎「それじゃ、A。仕事終わったらすぐ迎えに行くから いい子で休んでろよ。」

寂雷先生の病院のベッドで横になった。

A「ｲｶﾞﾅｲﾃﾞ…。」

一郎「うぐっ…。すぐ終わらせるから。
寂雷さん、よろしくお願いします。」

寂雷「あぁ。何かあれば連絡するよ。」


お兄ちゃんは、仕事に行った。

そして…誰もいなくなった。

寂雷「いや、私はここにいるよ。」

ベッドの近くにあるテーブルでなにやら資料をまとめる先生。

寂雷「心配だから今日はここで仕事をする。」

どうやら今日は休診日で、私は特別に診てもらった。

寂雷「1人の方がよかったら、すぐ出るけど…」

「いや、先生ここにいて…。」

寂雷「…ｸｽｯ。お易い御用だよ。」


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