酷い声 ページ44
・A
朝起きると体がすごくだるかった。
頭も痛いし喉も痛い。
昨日より酷くなってるなぁ 風邪。
時刻は、9時半…
あれ、今日学校…。
とりあえずリビングに行くか。
一郎「A、起きたのか。おはよう。」
お兄ちゃん今日もイケメン。
A「お兄ちゃん…おはよ…え。」
朝初めて発した声がカスカスすぎてびっくり。
一郎「酷い声だな…喉痛いのか。
今日は無理して喋らなくていいぞ。」
A「うん…」
一郎「お粥出来てるから、たべたら寂雷さんのとこに行こうな。」
病院か…。
池袋の病院が家から近いけど、私は昔から風邪ひいた時は寂雷先生に 診てもらっている。
安心感 半端ないもん。
一郎「A、そろそろ行くぞ。」
A「うん〜、おにいちゃ、おんぶ〜。」
一郎「おう、ほら、乗れ。」
しゃがんでくれた背中に乗って
そのまま 車に乗り込んだ。
・
新宿の寂雷先生の病院についた。
受付をすませて
お兄ちゃんと診察室に入る。
寂雷「やあ、一郎くん Aちゃん 待っていたよ。久しぶりだね。」
一郎「寂雷さん、どうもっす。」
A「…コンニチハ。」
寂雷「酷い声だね…かわいそうに、さっそく 見せてもらうよ。くちを大きく開けて。」
A「あー…。」
寂雷「うん…だいぶ扁桃腺腫れてるね。いつからだい?」
一郎「昨日からっす。体育の授業で倒れてしまって。」
寂雷「そうか…あまり無理をしては行けないよ。」
A「あい…」
一郎「寂雷さんの言う通りだぞ。」
A「精進します…。」
寂雷「ふふっ…相変わらず、おもしろい兄妹だね。
それじゃあ、お薬出しておくから。あと、お薬と一緒に飲むゼリーもね。」
一郎「寂雷さん、ほんとにいつもありがとうございます。」
寂雷「いいんだよ。それにしても、ほんとに久しぶりに来たね。もう 高校生か。」
A「…なんとか。」
507人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nami(プロフ) - とても癒されるお話でした!続編とても楽しみにしています! (2021年3月31日 21時) (レス) id: a434e8b85e (このIDを非表示/違反報告)
しらす - ギャルネキ最高!!一生着いてく!! (2021年1月27日 17時) (レス) id: 25950665d2 (このIDを非表示/違反報告)
四津華 - 可愛い!夢主可愛い!癒しです!私は、乱数達の絡みが見たいです! (2021年1月6日 13時) (レス) id: 5b70a602e9 (このIDを非表示/違反報告)
ももここ - とても癒され、すごくほっこりしました!私も左馬刻様達との絡みが見て見たいです! (2020年10月6日 0時) (レス) id: e0fe9ea966 (このIDを非表示/違反報告)
癒し系猫 - リクエストします!!!無理かもしれませんけど、ヨコハマのM.T.C.との絡みお願いします! (2020年8月7日 23時) (レス) id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:T推し。 | 作成日時:2019年11月29日 17時