【ヒプマイ】山田家末っ子の日常。

たすけて ページ26

・A


目を覚ますと、ヤンキーのたまり場みたいなところにいた。

ロープで縛られて身動きが取れない。


こんな夜に外なんてで歩くからだ…。

恐怖心から、涙が止まらない。

「あ、目覚めた？」
「泣いてる〜、いいねぇ 唆られる。」

「おまえ、楠木拓磨の女だろ？」

えっ、拓磨先輩…。

A「貴方達は…」

「楠木拓磨には よく世話になったもんでな。
仕返しだよ。」

A「ひっ、人違いです…。私は拓磨先輩のおんななんかじゃっ…うっ」

「嘘つく悪い子にはお仕置きだよ〜、仲良く出歩いてるのこの前見てるし。」

「まぁ、アイツの女でも女じゃなくても、綺麗には帰さないから。」


やだ、こわい…。

蹴られたところがじんじん痛む。


「楠木って まだ 手だしてないのかな？」
「初体験俺らで奪っちゃうのか〜」
「さーて、まずは…」

A「いやっ、やめてっ、、、」

服に男の人の手がのびた。


その時。


____バンッ。


拓磨「おい、そいつに 手だしてみろ。
俺がお前らをぶち殺す。」

A「先輩っ泣」

拓磨「ごめんね、またせて。」


安心感から、私はまた 意識を失った。



・

すき→←関係ない

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す