【ヒプマイ】山田家末っ子の日常。

クラスメイト ページ3

A



入学式。


クラス分けから学校の一日は始まった。


A「ううっ、さんちゃんとクラス離れちゃった…」

三郎「落ち込まないで。僕も悲しいから。」

さんちゃんは 落ち込んでる私の頭を撫でてくれる。

A「今日1年生は 早帰りだよね、一緒に帰ろうね！」

三郎「もちろん！そのつもりでいたよ。」


そんな会話をして、新しい教室へと向かった。


すでに あちこちと グループができている。



友達できるかな…


「ねぇねぇ、」

すると クラスメイトの女の子に声をかけられる。

「一緒に教室まで来てたこって、Buster BrosのMC.L.Bだよね？？」
「どういう関係なの？」

あ、でた…。

A「あっ、えっと、双子のお兄ちゃんだよ。」

「「きゃー！！ほんと？？」」
「ねえねえ、学校終わったら出かけない？」

最初の敵対心とは打って変わって
兄弟だと分かると、媚を売るように話しかけられまくる。

これは、よくあること。

A「あっ。えっと…ごめん、すぐかえらないとなんだ…」

昔 兄達が有名なことで いろいろあった トラウマからか、

せっかく友達ができそうなのに、自分から壁を作ってしまう。

「なーんだ、つまんないの。」


これだから 友達が出来ないんだ。

家では明るい私だけど、学校だと 根暗な自分になってしまう。

せっかく高校生になったのに。
高校では友達沢山作ろうと決めたのにな。

でも お兄ちゃん達は恨んでない。

だって 大好きだもん。


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