【ヒプマイ】山田家末っ子の日常。

意外と優しい ページ19

・A


午前の授業も終わり、教室でみんなでお昼を食べていると…

「あの、山田さん。２年の先輩が呼んでるよ？」

だれだろう、じろくんかな。

廊下の方をみると


ミル「誰、あのイケメン！」

アサミ「パツキンが眩しいね〜」

げっ。さっきのぶつかった先輩だ…。

モカ「何があって呼ばれてんの？
やっぱさっき、なんかあったな？！」

A「いろいろあって、、とりあえずいってくるね！」

先輩の元へ向かった。

「ごめんね、食べてる時に。これ、さっき落としてたよ。」

あ、さっき落とした消しゴム。


A「あ、わざわざありがとうございます。」

「いいえ〜！さっきはごめんよ。余所見してて。」

A「いえいえ。前を見てなかった私が悪いんです…」

「いや俺が悪い。お詫びになんか、ジュース奢らせて？」

A「いや、そんな、、」

「あ、自己紹介が先だよな。おれ、楠木 拓磨 。」

A「あ、わ、わたしは、」

拓磨「山田Aちゃんでしょ？」

自分の名前名乗ろうとしたら遮られた。

A「ど、どうして、私の名前を…」

拓磨「そりゃあもう、有名だからね！
二郎の妹でしょ？可愛いってみんなにいわれてるよ！」

A「いや、そんなことはないです。」

拓磨「即答か！笑
じゃあ、放課後、飲み物奢るからまっててね！」

A「えっ、あっ、いや！」

断ろうとしたら、先輩は颯爽と言ってしまった。

見た目不良ぽいのに、優しいんだなあ…


モカ「A顔赤くない？」
アサミ「どうゆうご関係で？」
ミル「おっと〜？？」

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