【ヒプマイ】山田家末っ子の日常。

嬉しいの余韻 ページ11

A


あの後も 授業後の10分休憩のとき
もかちゃんたちとお喋りをして
6時間目の体育でももかちゃんたちとグループを組んでバドミントンをして、

楽しい時間が過ぎていった。

放課後になっても、モカちゃんたちとお喋りをした。


モカ「A身長ちいさいね！」

A「モカちゃんたちがおおきいんだよ！」

ミル「ふくれっ面かわいい、ぷくぅって」

アサミ「たこかよ！」

モカ「え、フグじゃなくて？」

A「ふふふっ」

友達ってこういう感じなんだ…幸せ…たのしい。

ミル「ねえ、このあとさ、原宿いかん？」
モカ「いいね！タピオカのみたい！」

タピオカ？

アサミ「あ、あんた、タピオカをしらないの？」

タピオカは最近はやりの、つぶつぶした食感の、若者大人気の飲み物らしい。

A「飲みたい…」

ミル「甘いもの好きのAなら気にいると思う！」
モカ「よし！これからAを初体験させにいこう！」
アサミ「言い方よ笑」

お兄ちゃんたちに連絡を入れようとすると、

廊下がさわがしくなってきた。

二郎「Aー、かーえろっ。」

A「じろくん。さんちゃんは？」

二郎「いち兄に呼ばれて、仕事に行ったよ。
そして俺はAを頼まれた。」

A「あー、そう。。あの、」

モカ「おおっ、Aのお兄さん。いけめん！」
ミル「ちょ、彼氏いるでしょ。」
モカ「どうりで、Aも可愛いわけだわなぁ。」
アサミ「美男美女の兄弟初めて見た。」

二郎「そちらのかたは？」

A「あ、あのね！友達！！モカちゃん、ミルちゃん、アサミちゃん！！」

二郎「おお、A！友達できたのか！えらいぞ〜」

頭を撫でられる…嬉しい。

じゃなくて、、友達の前では恥ずかしい。

モカ「な、なんだ、この尊い生き物は。」
ミル「Aが、友達って言ったくれた。」
アサミ「お兄さん、毎日癒されてそう」

二郎「そうなんすよ〜！よし、帰るか！」

A「あっ、えっ、でも。」

モカ「今日は帰りなよ！」
ミル「いつでも行けるし！お兄さん心配するから」
アサミ「明日行こう！」

A「う、うん、ありがとう！また明日！」


そしてじろくんと帰る。

二郎「A、何泣いてんだ？そんな行きたかったなら言えよ！笑」

A「ううん、初めて友達できたことが、嬉しくて…余韻に浸ってる」

二郎「なんそれ笑 じゃあ、コンビニ寄ってアイスでも買うか！奢る！」

A「ほんとに？！」

二郎「あぁ、Aに友達が出来た記念日だ！」

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