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五話 ページ6

うどん屋に着き、
それぞれうどんを頼む。

「おー、めちゃ美味しそ。てか、今日めっちゃ人多くねー?」


空却 「そーか?つか、A…痩せた?」


え、いきなり痩せた???
まじかよ、女の子に唐突に痩せた?
前は太ってたよなと言われてるようなもんやで!?


「えーあー…はい、痩せた。」


空却 「へー…」


なんでいきなり顔逸らすのよ!!
めっちゃ引かれた感半端ないんやて!
まぁ、あん時はお菓子食べ過ぎてたから、
仕方ないんだけども。


「思ったけどさ、久しぶりに会ってうどんてキツいね。」


空却 「まーなー。いいじゃねーか、腹減ってたし。」

自分はズルズルとうどんを啜る。
あー、久しぶりにご馳走様食べてる気がする。
めっちゃ美味しい。


空却 「…はっ、うどんを美味そうに食うな〜?」


ニヤニヤとAの顔を見詰めてくる。


「いいじゃんー、久しぶりにご馳走を食べてんだから。」


そんなに不味いもん食ってんのか、
と言うが否定はしない。
事実なんでね。


空却 「…気になんだけどよ……」


目を見詰めてくる彼
わー、めっちゃくーこー顔良ー。



「あ、うん…どした?」





空却 「お前って好きな奴いんのか?」




「うん…………はい?」

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作者名:もずくちゃん。 | 作成日時:2020年5月16日 22時

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