対価 その22 ページ23
ノエルside
メキメキメキ
音を立てて地面から木の根が出てきた。
Aがその根に触れると、直ぐに傷が元どうりに。
ノエル「(なんて強力な回復魔法！)」
ミモザでもここまでできないわ。
あれ？今気づいたけど、Aが出した金貨が無くなってる！
A「いっちょあがりかな」
そう言って何ともなかったように立ち上がるA。
さっきまで血を流して倒れていたのに、一体ここまで出来るなんて、
A…あなたは何者なの？
それに魔法帝が育ての親だなんて、只者じゃないのは確かよね。
A「逃げようとしたのは謝りますけど、どこへ行ったって私の自由じゃありません？？私はただの庶民、特別凄い魔法を使えるわけでもないのに」
ヤミ「そうだな。お前は特別な魔道士ってわけでも凄い強い奴でもない。
だが、“王家”の人間だろ」
A「！は？なんでアンタがそれを………」
王家？？王族の事かしら。
そういえばさっき自分も元王族だって言ってたし。
それと何か関係が？？
それになんで団長がそんなこと知ってんのよ。
まさか、団長とも繋がりがあるっていうの！？
ノエル「ねぇ、なんで団長がAのこと知ってるのよ。知り合いなの？？」
ヤミ「違ぇよ。だが、俺は一方的に少しだけ知ってるってだけだ」
(名前 )「一方的な人間が何故その事を知ってるの？？まさかユリウス？…………あの男なら有り得るか」
ヤミ「確かに旦那も関わってる。だが、昔俺が関わってただけだ、王家、にな」
アスタ「団長！質問っすけど、さっきからその王家ってなんですか！！」
ヤミ「あ？王家は王家だ。強いて言うなら………」
A「……」
？なんで団長はAを見てるの？？
ヤミ「“ 闇に葬られた、堕落の一族 ”、だな」
A「………」
堕落の、一族。
どこかで聞いた覚えがある。なんだっけ、小さい頃よくお祖母様が話してくれたような。
マグナ「堕落の一族ぅ？？なんスかその変な一族」
ヤミ「この国、クローバー王国を建国した一族。そして、クローバー王国の“神”と崇められた一族だ」
神と、崇められた!?
どういうこと。今じゃそんな一族がいるなんて聞いた事ないし、Aがその一人ってこと？
ならなんでそんな人間が、こんな格好をしてるの？
闇に葬られたってことは、
ノエル「罰を受けた」
A「!…そうかもね。罰を受けたから消えたのかもね。そして私も、消えるべきだったのかもね」
.
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闘乱雪(プロフ) - 感動しました！涙脆い私だけなんでしょうか？凄くウルっときたのは (2019年2月10日 12時) (
レス) id: 7aa059542a (このIDを非表示/違反報告)
N.K(プロフ) - まるさん、御忠告とご注意ありがとうございます！初めて書いていてあまり理解ができていない部分があり、すみませんでした。この忠告のもと気を付けて書いていこうと思います。本当にすみませんでした。 (2018年12月30日 16時) (レス) id: c08585e31b (このIDを非表示/違反報告)
まる - ルールを理解せずに作られた違反作品が増え、占つが無法地帯だと言われる要因の一つにもなっています。ルールをちゃんと守りましょう (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご理解下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか？そこら辺をちゃんとよく読み、ルールを理解の上作品を作るようにして下さい (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パパゴラス3世 | 作成日時：2018年12月29日 20時
