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打ち明けること ページ26

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「まだやってます?」


涼「あーはい、閉店前なんでどーぞ」


「カウンター、座ってもいいですか?」


涼「いいっすよ笑」




背の高い顔がシュッとした人と小顔の男性二人組

この時間帯って比較的客は来ないから珍しい




大「御来店は初めてですよね?」


「あ、はい。たまたま近く通っていい感じだったから入ろって」


大「そーなんすか!あざーっす!!!ちなみに俺大貴って言うんで大ちゃんって呼んでください〜!」




初対面にも関わらず素晴らしいコミュ力だ




涼「俺は涼介っていいます。」


光「俺は光で、こっちが薮」



涼「お二人はどーゆーご関係で?」



年齢は俺たちと差程変わらなそうだから大学の友達とかなんかかな?っと思ってそんな軽い気持ちで何気なく聞いた





光「いきなりそれ聞く?」


涼「え?笑」




大「あー……!!!あぁ!」


薮「元気だな笑」


涼「はぁ???……ああ!!!!」




カウンターから上がった光さんの手には薮さんの手が


なるほど、恋人同士ってわけか





光「昼間とかだと出来ないから、二人は……こーゆーの大丈夫ですか?」


大「全然!全然!!!俺らもそうなんで!!!」


涼「お前っ!!余計なこと!」


薮「え、お二人付き合って、?」


涼「ちょちょちょ!勘弁してください?!こいつとなんて絶対無理です俺にはもっと可愛い天使がいるんで!!!!」


光「天使って笑」


涼「あ、」



流れでとんでもなくバカみたいな恥ずかしいこと言っちまったじゃねぇか…



大「やっぱり山田お前おもしれぇな笑」


涼「うっせぇし……」


大「耳真っ赤だぞ」




バッと赤く熱を帯びてるであろう耳を隠す





光「本当にその人のこと好きなんですね〜」



涼「ま、まあ……でも最近、色々あってまともに話すらしてないんすけどね…」



自分でもシュンってしたのが自覚できる




薮「忙しい方なんですか?それとももっとごたがあって、とか」


涼「俺とは比べ物にならないくらいすごいやつなんです」


大「めっちゃくちゃ!本当に可愛いですよ〜まあいのちゃんの方が可愛いけどな」


涼「黙れ」

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作者名:ponmu | 作成日時:2018年12月3日 14時

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