【歌い手】学校の不良共。【vip店長】 (ページ4)

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Aside

？｢ちょちょちょっと！喧嘩はやめなって！！｣

...なんだこいつ

いきなり現れたそいつはアタシの前に立った。

貴｢邪魔はするな。誰だか知ったこっちゃねぇがアタシの邪魔するならお前も殴る｣

？｢だって女の子が喧嘩とか！ダメだよ絶対！｣

こいつ。言っても無駄だな。

そう確信したアタシはそいつの手を掴んで走る。

？｢わっ、ちょっ、と！！｣

不良2｢おい！待てよ！｣

そうして不良もアタシの後を追ってくる。

それを気にせず走った。

そしてちょうどいい隠れるところがあった為そこに2人で身を隠した。

くっ...狭いな。こいつのせいでこんなふうに...ならなかったはずだ。

不良｢おい！出てこい！｣

＿＿＿＿＿＿＿＿...

？｢ねぇ...君は｢黙って｣｣

不良｢くそっ...次みてろよ！！このクソ女！！｣

誰がクソ女だよ...お前に比べたらマシな方だっつーの。

？｢..行った？？｣

貴｢あっ...あぁ。｣

そういえばこいつ、勝手に連れてきたが名前なんつーんだろ

貴｢お前、名前｣

？｢ああ！名前ね！俺は天知要！君は？｣

貴｢A。八井田A。｣

要は｢へー！じゃあAちゃんだね！｣と言って笑っていた。

今までちゃん付けで呼ばれたことなんてなかったから少し恥ずかしくなった。

不良に友達なんていない
不良に家族なんていない
不良に恋人なんていない

なんて言われてたからね。

少し。嬉しかった。