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あのときも ページ10
アーサーが出て行って
部屋がシーンとしてしまった
それに…
アル「む〜なんだい『襲うなよ〜』って…」
俺はヒロインの嫌がることは絶対しないんだぞ！
全く失礼な
Aの方に目をやると…
何事もなかったかのようにスヤスヤと寝息を立てている
アル「今度は目…離さないからね…」
そう彼女に向かって言うが…
当然返事は返ってこない
それにしても…
アーサーどこいったんだろう？
…
〜アーサーside〜
ガチャ
ルー「アーサーさん…」
アサ「ようルー、久しぶりだな」
ルー「おいらに何か用ですか？」
アサ「用がなかったらこない…もうAのところには来てねえみてえだし、説教しに来たわけでもねえからな？」
俺は
聞くならこいつだ…と思い
ルーのところにやって来た
あれ以来…おそらくルーはAの夢には来ていない…
だか夢の中で…
あいつは俺に
ルー『これ以上面倒なことになって欲しくないだけです』
面倒なこと…
こいつが言う”面倒なこと”は
俺がAに記憶を戻すのはゆっくりでいいと 言ったことなのか…
それとも別の何かなのか…
ルー「じゃあなんですか？」
アサ「おまえが前に言った…面倒なことってなんのことなのかと思ってな」
ルー「なるほど」
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