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第172話 ページ28

アサ「…………」

あ「…………」






ええええええええええなんで?なんでいるの??






てかどっから入ったの?






私鍵閉めてたはずなんだけど…








と取り敢えずおお起こそう







あ「アーサー?アーサー」ポンポン





肩を軽く叩いてみる





どうせ起きてるんでしょ?






アサ「ん…なんだ?」





何その寝ぼけたような声





本当に寝てたの?





あ「あの…アーサー…なんでここにいるの?」

アサ「ん?なんでって…おまえがいるから」





答えになってないです





あ「あとどっから入ったの?」

アサ「どこって…窓から…」





だから窓が開いてたのか…





アーサーが起き上がったので軽くほっぺたつまんで上に持ち上げる




あ「んー」

アサ「なんだよ…」

あ「アーサー変な顔」

アサ「おまえがやってんだろうが…」




そうじゃなくて




手を離す





あ「病院抜け出してきたの?」

アサ「あたりまえだろ?そうでもしないとここには来れねえよ」

あ「菊さんに怒られるよ?」

アサ「病院抜け出して俺のとこまできた奴に言われたくねえ」




ドキッ




あ「なんで知ってるの??」

アサ「菊が言ってた」





菊さんのお喋り!





あ「まったく…」



ぎゅ



あ「ん?」





真正面から抱きしめられる





アサ「でも嬉しかった」






この人誰!






いつものアーサーなら






アサ『でも嬉しかった…なんて思ってないんだからな!勘違いすんじゃねえぞ!』






…ってな具合に…






アサ「A…」

あ「えっ?えっ?えっ?えっ?えっ?」





ポスッ




そんな音を立てて抱きつかれたまま横に一緒に倒れた






アサ「Aおまえ真っ赤だぞ?」

あ「え…」






そりゃ赤くもなるか…






今さら『え…』って言ってもね






私がそんなことを考えながら固まっていると






いつの間にか自分が仰向けになっていることに気づく






今私が見えるのは






見慣れた天井と真剣なアーサーの顔






手首はアーサーに押さえつけられている






あ「アーサー…?」

アサ「A…」






この体勢…






やな予感しかしないのですが…

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Bee ウルフ(プロフ) - まろんさん» 後半うまくかけてるか心配だったのでそう言っていただけるとすごく嬉しいです (2015年8月28日 17時) (レス) id: 5c605e02bf (このIDを非表示/違反報告)
まろん - いつも楽しく読ませてもらってます。甘えてるアーサー可愛い・・・! (2015年8月28日 16時) (レス) id: ac90125e1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Bee ウルフ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2015年7月17日 10時

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