第169話 ページ25
グイッ
あ「えっ」
ぎゅ
私が握っていたアーサーの手が私の手からするりと抜け
私の腕を掴んで自分に引き寄せ抱きしめられた
あ「あ…アーサー?」
自分の顔が熱い
赤く…なってる?
アサ「今なら襲える気がする…」
あ「はあ?!」
襲う?!襲うってあの襲う??
あ「ちょ…ちょっと…アーサー」
ここ病院だよーーーーー
あーどうしよう声出ない…
私がどうしようか考えていると病室のドアが開いた
ガラガラ
菊「アーサーさんなにやってるんですかここは病院ですよ!」
あ「き菊さ〜ん」
エリ「なになになに?どうしたの?」
何かを察してかエリザさんが颯爽と現れた
あなたは来なくていいんですよエリザさん!
あ「アーサー離して?ね?」
アサ「………チッ」
アーサーは不満そうだったがなんとか離してくれた
菊「全くあなたは…おとなしくしていてください、あなたの命に関わるんですよ?」
アサ「わあってるよ…ったくちょっとくらいいいじゃねえか…」
アーサーがなにを言ったかは私は聞こえなかったけど
空はオレンジ色に染まり私はそろそろ帰ることにした
あ「じゃあねアーサー、また来る」
アサ「ああ…」
私が振り返って歩こうとすると
アサ「A」
あ「ん?なに?」
アサ「いや…またな」
あ「うん、また明日」
ガチャン
アサ「………フッ」
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Bee ウルフ(プロフ) - まろんさん» 後半うまくかけてるか心配だったのでそう言っていただけるとすごく嬉しいです (2015年8月28日 17時) (レス) id: 5c605e02bf (このIDを非表示/違反報告)
まろん - いつも楽しく読ませてもらってます。甘えてるアーサー可愛い・・・! (2015年8月28日 16時) (レス) id: ac90125e1f (このIDを非表示/違反報告)
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