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白ひげさんとサッチさんは募る話もあるだろうと思い、私はまたエースの部屋に戻った
話し込んでいたからか、だんだんと空が明くるくなりはじめている
エースの部屋の扉を開ければ鼻を啜るような音が聞こえた
泣いていて気づいていないのか、エースは布団に潜ったままだ
貴「…エース」
エ「ぅ、っう、…すまねェ、名前、サッチ、」
エースがすごく寂しそうに見えて、とんとん、と布団越しに叩いた
エ「…誰だよ、…マルコか、」
貴「…、エースが泣いてるときは、ずっと側にいたのに、忘れたの？」
勢いよく布団をめくったエースは私を見て、わなわなと震えている
エースの目から川のように流れる涙が枕を濡らしていく
貴「言ったでしょ？次目を覚ましたときは側にいるって」
エースは唇を噛み締めたあと、いきおいよく私には抱きついた
エ「名前、！！」
貴「ふふ、ごめんね、エース。これからはちゃんと、ずっと一緒にいるから」
赤子のように泣きわめくエースの背中を撫でてやる
私の肩が濡れていく、一人で枕を濡らすよりもよっぽど良い
エ「しんだがどぉ"も、ッだ、、！！」
貴「私も、エースが死ぬかと思ったんだよ」
ぎゅう、ときつく抱き締めあいながらお互いの存在を確かめる
貴「生きてて良かった、…エース」
エ「名前も、…いぎででよ"がっだ、！！」
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落ち着いたエースの目を冷やしてやりながらサッチのことを伝えた
貴「サッチもね、今日目が覚めたみたいだよ」
エ「本当か！？」
貴「本当本当、私もう会っちゃった〜」
そう言うと、エースは何故か不貞腐れた表情を浮かべる
エ「…なんで俺が一番じゃないんだよ」
貴「？そんなにサッチに会いたかった？」
エ「そうじゃなくて！！なんで一番に俺に会いに来なかったんだって！！」
可愛い
貴「会いに来たじゃん、エースは夢だとかいって勘違いしてたけど」
エ「え…」
エースは少し考えたあと
エ「あれ、御前だったのかよ！！！」
貴「そう言ったでしょ」
腑に落ちない、といった表情を浮かべたもののすぐ笑顔を浮かべた
エ「名前も、…サッチも……生きてて良かった！！！」
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過激派ちゃん(プロフ) - あぁ…すごく面白い……(泣)私こういうの結構好きで好きで…(泣)3時間で！全部読んじゃっいました☆ 番外編楽しみに待ってます！ (2020年1月8日 21時) (
レス) id: 3a6392dacf (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 幻 闇波さん» 読んでくださり、ありがとうございました！！申し訳ないです(涙)本当はもっと違う終わりかたにしようと思ったのですが、幸せになってほしいという意見をいただいたので、こういう終わりかたにさせていただきました、番外編を書きはじめたら必ず幸せにします！！ (2019年9月28日 16時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
幻 闇波 - 完結ですかぁ････もっと読んで居たかった････夢主ちゃん幸せになってね。 (2019年9月28日 9時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 夜月レナさん» 読んでくださり、ありがとうございます！！そう言ってもらえて、嬉しい限りです(涙)こちらこそ、ありがとうございました！！！ (2019年9月27日 22時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
夜月レナ(プロフ) - 素敵な小説をありがとうございます。とても感動しました。感謝です。 (2019年9月27日 22時) (レス) id: cc38b551b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2019年9月21日 7時
