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1:愉快な ページ1

「さぁさぁよってらっしゃい、見てらっしゃい。
ただいま愉快なサーカス団によるサーカスを始めます!」

仮面を被り、黒髪を靡かせて声を張り上げる。

そしてざわざわ、という声に僕はフフッと笑い、手始めに鳩の出るマジックを出して見た。



ワァー、と歓声が聞こえたら手をお腹に乗せお辞儀をする。


「ノルウェーの皆様、Hi there。

私、このbetrayの団長のエレン・シルヴァと申します。今日は一日、よろしくお願いします!」



もう一度深くお辞儀をすると歓声や拍手に歓迎され、僕は顔を上げた。



「さぁさぁ、まずはサーカス団の最初を飾るのは・・・、
空中ブランコです!」



一気にその少女たちに視線が集まる。

そしてこの世界中の人達が聞いた事あるであろう、『オリーブの首飾り』を流される。


そしてこの音楽のお陰だろうか、少し客が増えた。


・・・少女たちは棒に手を伸ばすと、

棒を持ち乍空中に舞い始めた。


そして、青色の髪の少女がもう一人の少女めがけて飛び・・・。



見事成功し、観客の方を向いて笑う。

「さぁ、皆さん。空中ブランコを成功させたアオイとアカネに盛大な拍手を!」


アオイとアカネは着地すると手を振り、舞台の裏へと入って行った。



「・・・さぁ、お次は!」


暗く照らされていた中央の部分にライトを照らした。

そしてそこには少女2人。
青い髪の少女が貼り付けになって動けなくなっている状態になっていた。

赤いスカーフを巻いた少女が細いナイフを持ち乍指に挟んで観客の方へ視線を落とす。


「ナイフ投げのリザイア!!
そして今からこの的にいる少女から外しながらナイフをなげます。

ただ、このナイフを投げるのはたったの三十秒です。

二十本のナイフをどうやって少女に当てないでできるのか!?

見ものですね!それでは・・・どうぞ!」


少女は集中してる様子はないようで、適当に3本ナイフを少女に打った!

観客から聞こえるOh my god!の嵐は当然僕にも聞こえていた。

だけど・・・



3本のナイフは見事少女には貫いてはいなかった。

そのあとニヤリと笑って、


7本・・・10本と一気に投げたが、

当たる様子は、なし。



「さぁ、こちらどうでしょう!少女に盛大な拍手を!」


盛大な拍手を送ってもらった少女は少しお辞儀をし、笑った。

2:お次は→



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設定タグ:オリジナル , Circustobetray , 霧屋りん/裕希/鈴音桜   
作品ジャンル:その他
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作者名:霧屋りん・裕希・鈴音桜 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php  
作成日時:2015年3月28日 1時

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