唯のただ者ですが何か。【銀魂】 (ページ8)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:2,483 hit

【第6話】辛辣少女ページ8

気が付くと、ベッドの上に居た。痛みさほど無いが、脱力感がハンパない。もう何もかもやる気力が起きねぇ...それに、目が覚めてすぐだからか、五感がハッキリしない。クラクラするわ、目が霞んで余り見えないわでイライラする。

しばらくベッドの上で大人しくして居ると、医療係的な人が入って来て、私が動くのを見るなり、どっかにすっ飛んで行った。おい、病人は置き去りですかコノヤロー

しばらくすると、ドタドタと1人ぐらいの足音が聞こえた。恐らく攘夷4達の誰か1人だろう。そして遂にドアを開き、入って来た。すると私の所にやって来た。

すると見事に思った通りの人が来た。やっぱあたいったら天災ね！!←(3回目)

因みに来たのは銀時だ。普通のファンならニヤニヤしてしまうような場面だが、私は脱力しきっていて、表情筋すら動かない程に達していた。神に感謝ダナ!

銀時「どうだ、調子は。」

茉弓「無理、死ぬ。表情筋すら動かせねぇわ」

茉弓「って事で、100年位眠っとくわ。」

そう言ってガバッと布団を被った。

銀時「ああ、そうかよって...えぇええ!?ちょっとぉ?銀さん困るんですけどぉおお!?俺低杉にジャンケンで負けて、情報収集しないと...」

茉弓「嘘、嘘だよ〜」

私は哀れみの目で見つめた。

銀時「え?その目で見るのやめてー銀さん泣いちゃうよ!?」

茉弓「勝手に泣いとけ。」

銀時「辛辣ぅう!」

茉弓「ん...で?結局何し来きたの?」

銀時「単刀直入に聞くが、てめぇ、何処から来た。んでもって、何者だ。」

茉弓「あ〜はいはい。何処から来たに関しては私にも解んないね、故郷幼い頃に潰れたから。そんでもって放浪人生楽しんでたら、戦のドンパチに巻き込まれて、やり返して、今に至る訳だ。」(作り話)

銀時「(俺、絶対コイツに喧嘩売らないようにしよ)」

密かに、そう決意した銀時であった。

茉弓「あと、何者かって言われても、答えようが無いよね。だって唯のただ者だし。」

銀時「...」

結局この日はほぼ情報を入手出来なかった銀時であった。