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【第2話】略して【B.M.K.】作戦始動。 ページ4

大量の諭吉さんがお入りになっている財布を持ちながら、うっひょひょーいと、ないっていると、後ろで、カチャ と小さく音がした。疑問に思った私が、後ろを振り向こうとすると、『動くな。』と、まるで凍り付くような感じで発言した。

その言葉にビビり、固まる私。



茉弓「あ、あのぉ〜どちら様で」



『動くな(カチャ』



茉弓「ヒィッ!」



勇気を振り絞り出した声も、虚しく遮られる。



『一つだけ質問がる。』



『テメェは"奴ら”の仲間か?』



今度は、更に威圧を掛けながらそう言った。ここで答えなかったら私は此処で人生マジで終わると思ったので、震える声でこう答えた。



茉弓「おそらく、私はあなたの言う"奴ら”の仲間ではありません、ただの放浪人です。そもそも、貴方の話の意図が解りません。」



『...ふんっ、どうやら本当の事らしいな。』



ほっ...どうやら難は逃れたようだ。...



『だが、万が一それが嘘だった場合...解るよな?』



茉弓「勿論です。」



と、私は何食わぬ顔でそう言った。勿論、内心は[アカーン、嘘ついちまったヤベー。ってか私役者なれんじゃね?紙ってるわ、って間違えた。神ってるわ。]とかなり荒れていた。その後、私が怖くて目を瞑っている内に、そいつは去っていき、一気に緊張感がとろけた。



茉弓「しぬかと思た...orz。」



マジ何だったの?アイツ。主語が抜けてるんだよバーロー。まず脅しの前に、日本語勉強して来いやコラ。

イラつきで殴ってやろうかと思ったが、流石に私も所詮は一般ピーポー。平和ボケしたニッポンポンに住んでいた事もあり、モノホンの武器を向けられた事なんて1度もない。

取り敢えず、今の現状をどうするべきか、考えるべきだ。と考えた私は思考錯誤を繰り返した末、結局 周りに人を見つける。と言う結果に落ち着いた。

つまり、某人気TV番組の内容を丸パクリすれば良い、と言う訳だ。

この作戦...題して。


《某人気TV番組を、丸パクして、危機的状況を脱出しよう作戦!》


略して、【B.M.K】作戦だっ!


と言う事で、まずは歩いてみよう。

【第3話】第1現住民発見なるか?→←【第1話】気が付いたら2次元とかワロエナイ。



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作者名:マリモさんだぞっ(`・ω・´) | 作成日時:2018年5月20日 9時

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