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文句言えない ページ47

貴方side

ぼぉっとしながら社に戻る。

入った瞬間、ビリビリした緊張感を感じ取った。

見ると、社長と金髪の男性。その後ろに2人ほど人がいる。

ひぇ…社長眼力怖いっす…ガタガタ

もうその3人は去っていくようで、付き添いに賢治くんもついていった。


あぁ、もう動き始めたのか…。と途方に暮れる。
こういう金でなんでも買えます的な人ってとんでもない事仕出かすんだよなぁ…。

あ、そしたら森さんも危なそ…。



福「…!A、顔色が優れないぞ。何かあったのか…?」

ナ「まぁ、真っ青ですわ!先程までお元気でしたのに…。」

と、心配した様子で駆け寄ってきてくれた。

いつ暴走するか分からないなら、いっそ話してどうにかなる案を出してもらおうか…。

でもこれから忙しくなるだろうし、辞めておこう。


貴「なんでもないです…。少し医務室で休みますね。」

と、何も云わずに医務室へ向かった。


寝台に座る。生憎医務室には誰も居ないのかシーンとしている。

正直、鬱になりそうです。いやマジで…確かに4年前に死んだのに私18歳くらいの容姿だし…。ドスくんと過ごした時間位しか記憶にないし…。

貴「……うっ……わぁぁぁぁ……意味わかんね……」

ぶっちゃけ云うと結局死んでも生まれ変わるんでしょ?なら別に死んでもいいけど暴走と云ういらないおまけ付きだと話は別…。

あー、どうしたら…!?

「そんな迷える子羊にこの名探偵が助言をしてしんぜよう!!!!」

貴「おうっ?!なんだ、乱歩さんですか。それで、どんな役に立つ助言を?」

いきなり大声あげる人なんてこの人ぐらいだよね。

どんな助言だろ、自害とかそんな感じ?
えー、楽なのがいいなぁ。


乱「君、ただの人間じゃないから大丈夫!」

貴「え?」

それってどういう…?


乱「まぁその事は一旦忘れて、これからの事を考えておくこと!!いいね!?」


貴「は、はい!」

乱「よし!」

乱歩さんがバシッと私の背中を叩いて出て行った。

私は叩かれたお陰で気持ちがすっと羽のように軽くなっていた。



貴「……フィッツジェラルド、組合の団長、積んだお金の分身体能力が強化される異能…。」

丁度私の異能と相性抜群だ。
物理攻撃は大抵効かない。私の腹に風穴が空けば、敵の腹に風穴が空くことになる。

因みに、私を殺した相手は何があろうと死ぬ、という道ずれ方式である。

それでも私って転生するから無敵じゃね…?!

寿命短くても文句はいえないわこれ…(´・ω・`)

鬼ごっこ開始!→←割と真面目に会いたくなかった。



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ちょこきゃらめる - 蛞蝓に話しかける乱歩さんwかわいい!うちも、もし転生するならこんな立ち位置がいいなぁ(о´∀`о) (2018年11月23日 0時) (レス) id: 9446a19fb8 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷぉーー - うひゃwwありがとうございますwww因みに私は社長推しです((キリッ (2018年7月24日 17時) (レス) id: 9fa7254ef5 (このIDを非表示/違反報告)
社長と首領推しを増やし隊 - これWWWちょWWおもしろい。がんばってください (2018年7月24日 9時) (レス) id: df1800325d (このIDを非表示/違反報告)
あっぷぉーー - んん…!ありがとうございます…!そう言って貰えるととても嬉しいです…!海豚さんの作品も、とても面白くて大好きです!こちらこそ頑張ってください!!!(*‘ω‘ *) (2018年6月26日 19時) (レス) id: 9fa7254ef5 (このIDを非表示/違反報告)
海豚(プロフ) - 真逆の蛞蝓とは……発想ですね!^ ^ 最近読まさせていただいております!!応援してます!(o^^o) (2018年6月26日 14時) (レス) id: a5f8312cdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あっぷぉーー | 作成日時:2018年5月9日 23時

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