検索窓
今日:1 hit、昨日:17 hit、合計:14,259 hit

♡♡♡♡ ページ8

.

「なんか聞いたことあっから。
 俺にしときなよ、
 アイツにも好きなやつがいるんだ。」


『私は諦めないです。
 いつか振り向いてくれるその日まで
 私は鉄太君のこと想い続けるんです。』


「そっかぁぁ。
 じゃあ俺もお前を振り向かせるために
 頑張んなきゃなぁー。」


『冗談よしてください。』

 
半間くんの腕をゆっくり下ろして
先に進んだ。







「稀咲〜。いるかぁ?」


「半間か。なんだよ急に。」


「ジャージ返しにきた。」


「あ、それか。」


「お前あんな可愛い子、
 放置してんのか。」


「は?何の話だ。」


「お前がいらねぇっつーのなら
 俺が喜んで貰ってくぜ。
 Aってんのか。
 可愛かったなぁ、
 ちょっと犯したくなるような
 顔だった、なんつって___ 」


「お前それ本気で言ってんのか」


「あ?」


「いや、別に。」


「お前まさか嫉妬してんのか?」


「あ!?ちげぇよ馬鹿が。」


「女心は秋の空っつーだろ。
 俺に気持ちが傾くのも
 時間の問題だろーなー。あはっ」










男の人に抱きしめられたことなんて
初めてだった…。


なんかちょっとドキドキした…。

でもどうせされるなら
鉄太くんが良かったな…。




ピコン。



家の近くまで来た時に
一件の通知が来た。



ー明日の放課後空いてるか?



鉄太くんからだ…!

♡♡♡→←♡♡♡♡♡



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆゆゆ | 作成日時:2022年11月27日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。