28 ページ30
『た、ただいま〜...?』
玄関を開けると、真っ先にリビングの光が目に入る。
『(起きていらっしゃる.....)』
リビング通らないとお風呂行けないのに....なんて考えている間に、リビングの戸が開いた。
『あ』
芥「A!!すまぬ、寝過ごし..........は?」
『...』
今この瞬間にでも鞄やスーパーの袋で透けた部分を隠せば良いのだろうが、もうそんな気力もなかった。
数秒の沈黙がつづく。
そしてそれを先に破ったのは芥川くんの弱々しい声だった。
芥「っ、き、きさま....!!何故そのようなか、格好に.....!!!」
彼はわなわなと震え、目をつぶった。
『ご、ごめん.....外雨降っててさ、それでその....転んじゃった!!』
芥「そんな陽気に言わずともそれくらい分かる!!!」
『ご、ごめん』
はあ......と彼は大きな溜息を零し、手で顔を覆う。
そして羅生門と小さく呟き私が持っていたスーパーの袋を羅生門で持上げる。
芥「....僕が見ていない隙に風呂に入ってこい」
『あ、うん.....なんかごめんね』
芥川くんの隣をそっと通り風呂場に向かう。
なんだか悪いことしちゃったなあ、なんて思っていれば後ろからガタンッと大きな音が聞こえた。
『....もしやラッキースケベ初だったのでは』
崩れ落ちたか、なんてある意味開き直り小さく呟けばリビングから
芥「黙って風呂に入れ!!!!」
と聞こえてきた。
図星...?
芥「羅生門!!!」
『待ってまだ何も言ってないよ!!!!』
本気でやられそうだったので私はそそくさとお風呂に入った。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
↑
私の欲のままに書くと雑愛モドキになります。
決して雑に扱われたいわけじゃないんです。
多分。
44人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗雪(プロフ) - やつがれくん.....もうめっちゃ好き! (10月22日 16時) (レス) @page39 id: fc2b6b5dfb (このIDを非表示/違反報告)
○8○(プロフ) - やつがれくん…好きっス… (10月11日 7時) (レス) @page34 id: bcf389227d (このIDを非表示/違反報告)
オタク - スゥッッ...愛してます() (9月22日 18時) (レス) @page24 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
本の世界にいきたい(プロフ) - スッ…………好き(語源力) (9月13日 0時) (レス) id: 1975082612 (このIDを非表示/違反報告)
朝宮藍良@元十六夜紅葉(プロフ) - コメント失礼します!やつがれ君かわいいですww更新ゆっくりでいいので頑張ってください! (9月11日 19時) (レス) @page16 id: 384241b2c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もすこみゅーる | 作成日時:2023年7月17日 21時