散歩してたら推し拾った【文スト】 (ページ23)

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『あ、...ご、ごめ..』

気づけば目の前は黒に染っていた。
耳元では、少し早まった鼓動が聞こえてくる。

『私...自分のことも、人のことも考えてなかった、』

『ほんとうに、ごめんなさい...！』

芥川くんに抱きつかれての安心か、先程ボロボロと出ていた涙は行き良いをました。
それを見て、芥川くんはそっと指で私の涙を拭う。

芥「....先程は叩いて悪かった..A、」

ぴたりと涙を拭っていた手が止まり、その手は私の頬へと寄せられ、
触れた、と思えばその手は優しく私の頬を撫でた。

芥「.....頬は、まだ痛むか？」

『...ううん、平気だよ』

芥川「...それは誠か」

『..うん、ほんと』

ホントのことを言えば、まだちょっと痛い。
でもこれは、元はと言えば私の行いのせいで、芥川くんはそれを叱ってくれた。
大人になってから叱られる、なんてことがなかった私にとっては、
悲しくも、とても嬉しいことだった。

芥「...僕のビンタを受け無痛とは....A、やるな」

『え、ちょ...人を強者みたいに言わないでよ...！』

『芥川くんのビンタが弱かったんじゃないの？』

芥「....今叩いたのは右か、ならば次は左だn──」

『え、ちょっ、冗談ですごめんなさい！』

いつの間にか、しんみりとした空気は消え、
この暗い道には合わない暖かい空気が漂っていた。

芥「...歩けるか、A」

『..うん、』

芥「...ならば、帰るとするか」

『..！っうん、帰ろう！』

夜ご飯は何食べようか？なんて暖かい会話を弾ませながら、私は握られた手を強く握って歩いた

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(これはすっ飛ばしていただいても本編関係ないので大丈夫です！)

ストーカーのお話、残り僅かとなりました～！
あ、そうなんです！まだほんのちょっとだけ続きます！でも、今回や全開等のお話みたいに叩いたり脅.したりしないので、そこは安全です(？

あ、あとみなさん！！！ご報告です！！！なんと、この作品のお気に入り登録が14人になりました...！！🙏😭ありがとうございます！
しかもコメントもしてくれていて...作者返し方わかんなくて返せてないんですけど、ほんと嬉しいです！
コメントのおかげでモチベが上がってます笑
ほんと大感謝過ぎます...
なんてお礼したらいいのか...😢🙇‍
これからも皆様と楽しめるような作品にできるように頑張ります！