story120 ページ9
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退院して、すぐに雷門に足を運んだ。
「たっだいまー！」
すでにグラウンドで練習しているみんなに向かって叫んだ。
私に気づいたみんなは一目散に私のところに駆けてきてくれた。
「もう大丈夫なのか？」
「はい！ご心配お掛けしました！」
「俺は心配なんてしてなかったけどな。」
「うんうん、ありがとうございますっ！」
「はっ！？」
みんな私のことを心配してくれてたみたいで嬉しかった。
ありがとう…。
「準決勝には出られるんだよね？
「勿論！」
「やったぁ！よかったぁ〜。」
「…ッ。」
どうしよう。
天馬のことが直視できない…。
雷門のみんなに、もちろん天馬にも会うのが楽しみだった。
けど、
“天馬のこと、好きでしょ？”
好きと自覚した以上、どうやって天馬と接していけばいいのか。
恋愛初体験な私にとっては、数学と同じくらいの難題である
守にぃってどうやって夏未さんと結婚までいったんだろ…。
教えてほしい。
そう考えていると、キャプテンの号令がかかった。
「よし、それじゃ練習を再開しよう！」
そして練習が再開した。
＊
「お疲れー。」
「ありがとー。」
休憩中、女子マネさんの所に連行される私。
お説教かな？とか思いながらベンチに座ってスポドリを飲む私。
隣に座って私の肩に腕を回す水鳥さんが言った言葉は予想外であった。
「お前、天馬のこと好きだろ？」
「…はっ！？」
一瞬思考回路が停止した。
「な、何言ってんですか！？」
「お、ビンゴか。」
「Aちゃんて、わかりやすい。」
「天馬のことばっかり見てましたもんね。」
最悪だ。
一度死んで来よう。
女子ってなぜこんな鋭いのか。
「天馬か〜！頑張れよA！」
からかわれることが嬉しいのか、嬉しくないのか複雑な気持ち。
悔しいからやり返してやろう。
「錦せんぱーい、水鳥さんが「おい！ふざけんなよ！」…。」
「水鳥ちゃんもわかりやすい。」
「あたしはアイツのことなんて好きじゃないからな！！」
「はい、知ってます。好きだって。」
「話聞いてたか？」
おぉ、黒い。
「似たもの同士…。」
「向こう、なんかにぎやかですね。」
「そうだな。」
「何話してるんだろうな。」
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- 金 運: ★☆☆☆☆
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蒼乃(プロフ) - takerutkさん» うぁぁぁぁ！！申し訳ありません！！ご指摘ありがとうございます…！誤字気をつけますね、、ずっとこのままだったなんてすみません、、、 (2016年6月20日 0時) (
レス) id: 0ae167b07f (このIDを非表示/違反報告)
takerutk(プロフ) - 10人に一人になってますよw (2016年6月19日 23時) (レス) id: 52a69e3143 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - こちらこそ！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - みりみりさん» 了解！じゃ、これからよろしく！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: 4395e408d4 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - ハイ！よろしくお願いします(≧∇≦) あと、タメでも良いですよ(^O^) (2014年12月2日 22時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃 | 作成日時：2014年10月1日 19時
