story118 ページ7
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「たいよー！」
「あ、姉さん！」
「一緒に天馬の試合見よっ！」
「えー、ヤダ。」
ぷくー…と頬を膨らませ、顔を背ける太陽。
くそ、可愛いな。
…じゃなくて！
「なんで？一緒に見ようよ。」
「だって試合見てたらサッカーしたくなっちゃうんだもん。」
「見なくてもいっつも脱走してサッカーやってんのはどこのどいつだよ。」
「う…。」
そう言って私はTVをつけた。
ちょうど試合が始まるところだった。
「相手はやっぱり幻影学園だね。」
「うん、っていうか今回のスタジアムすごいね。」
HR準々決勝対幻影学園。
試合会場はピンボールスタジアム。
フィールドにピンボールのような仕掛けがされてるんだよね。
ホント、どんだけ手の込んだことをしてるんだろうか。
「ホントにいくらしたんだろうね…。」
「さぁ？」
「それになんか私ってスタジアムに祟られてるんだよね。」
「それは姉さんがドjA「え、なんて？」いや、別に…。」
そうこう話してる間にも試合は進んでいた。
そして、真帆路さんのシュートが決まり、
先制点は幻影学園がとった。
「マボロシショットか、確かに強力なシュートだね。」
「消えるシュートなんだっけ？」
「…大丈夫かな？天馬。」
「大丈夫だよ！天馬たちなら！」
信じてるから！
＊
試合は後半を迎え、徐々に終わりが近づいていた。
そして今の点差は2-2の同点。
そこで鬼道監督から衝撃の采配が下った。
「GK交代。三国に代わって…西園！」
「え…、信助！？」
これには驚きを隠せなかった私。
だって信助には…。
「あれ？彼ってGKの経験あったっけ…？」
「いや…、ないハズだけど…。」
その時、前の木戸川戦で信助がゴールしそうなボールをギリギリでカットしたのを思い出した。
「そっか…。」
三国さんを除けば、GKに向いてるのは信助かもしれない。
三国さんがそう思ったのかな？
「信助、GKなんだら手も使っていいのに…。」
不安もあったけど、なんとか最後までゴールは守り抜き、
最後は京介のシュートが決まって3-2で雷門が勝った。
「やった！おめでとう！みんな！！」
「…次は準決勝か…。」
喜ぶ私の横で、太陽は何か思いつめていた。
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蒼乃(プロフ) - takerutkさん» うぁぁぁぁ！！申し訳ありません！！ご指摘ありがとうございます…！誤字気をつけますね、、ずっとこのままだったなんてすみません、、、 (2016年6月20日 0時) (
レス) id: 0ae167b07f (このIDを非表示/違反報告)
takerutk(プロフ) - 10人に一人になってますよw (2016年6月19日 23時) (レス) id: 52a69e3143 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - こちらこそ！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - みりみりさん» 了解！じゃ、これからよろしく！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: 4395e408d4 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - ハイ！よろしくお願いします(≧∇≦) あと、タメでも良いですよ(^O^) (2014年12月2日 22時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃 | 作成日時：2014年10月1日 19時
